さよなら「PECHU天使さま」
ギャラリーPAXREXに「PECHU天使さま」が舞い降りて来られたのは、2007年・秋の事でした。金色に輝く、それこそ神々しいお姿に、いったいどれほどたくさんの人々の感嘆と賞賛が浴びせられたことでしょう!
あれから4年半。まもなくこの地下空間からギャラリーPAXREXが消え、同時に「PECHU天使さま」のお姿を、この場所で見ることもなくなります。
PAX(平和)のREX(王様)を小さく叫んで、ひっそりとこの地下空間でお客様を待ち続けたギャラリー店主をずっと、ずっと見守って来て下さった・・・いえ、それだけではありませんね。
天使は神の使者・・・ 神意を人に伝え、また人を守護する・・・「PECHU天使さま」も、たとえお姿がここにあったとしても、その優美な羽根をひらひらさせて天空を舞い、我が身に課せられた任務を果たして来られたのでしょう。
今の世は「PECHU天使さま」には、どのように写っているのでしょうか。災害の傷跡に苦しむ人々、心満たされない想いを抱えた人々、誰かの救いを待ち続ける人々・・・太古の昔からそして今も、人の世は天使さまを待っている。あなたに会いたいと願っている。
お別れではありますが「PECHU天使さま」、この心に深く焼き付いたそのお姿を忘れることはありません。そして平和を愛する心があればきっとまた、大事なメッセージを伝えるために、会いに来て下さいますよね? 「さいかい」がいつの日にか叶いますようにと、祈りながらの「さよなら」です。
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