2017年9月16日 (土)

奈川のソバが育っています

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 7月末に種まきをした秋ソバが順調に育っています。種をまいてわずか4日後には芽を出したソバ。Photo_5 それがいま満開の花盛り。ソバはもともとやせた土地にできる救荒作物。生命力が強い植物だ。米がとれない奈川では、昔から村のあちこちでソバが植えられていた。1200mから1300mと標高が高く冷涼な気候の奈川のソバ『奈川在来種』は、日本一おいしいと言われている。(TV番組「秘密のケンミンSHOW」?で、そう紹介された) 収穫量が少なく、手に入りにくい幻のソバ。小粒だけれど、香り高く味が濃い。

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 その奈川の在来種を、1区画借りた畑で育てている、というわけ。あぜ道には白とピンクのゲンノショウコがいっぱい咲いている。ススキも穂を輝かせている。畑からの眺望がまた特別すばらしい。正面に乗鞍岳、右手に西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳、前穂高岳と並ぶ。高原の澄んだきれいな空気を吸い、こんな絶景を見て育ったらおいしくないはずはない。と、確信しております、はい。

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 このブログで7月19日の「ソバの花と栗の花」という話を書きましたが、7月に咲いていたのは夏ソバ。そこでもふれているソバの花のニオイ。どこに養鶏場があるのだろう?と、まわりをきょろきょろ探すぐらい、そこら中がまさに鶏ふんをまき散らしているかのよう。おいしい味覚をもたらす美しい白い花が、こんなに臭いニオイをまき散らしてるなんて。意外でしょ。でもこのニオイに誘われて集まったハチやチョウ。蜜を吸いながら、知らないうちに受粉に利用されている。人間にとって不快なニオイも、子孫を残すためのしたたかな戦略だと聞きました。

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 さて収穫は霜が降りる前の10月下旬の予定。種まきから3ヶ月足らず、成長が早いです。そして脱穀して、粉にひいて、蕎麦を打って(ただしすべてプロに助けてもらいながらですが・・・)、しみじみ味わう。サイコーでしょうね、きっと。いまから楽しみにして待っています。ただし、その時期に遅めの台風が来なければいいのですが。祈るしかありません。

 

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2017年8月 4日 (金)

愛しのエスプレッソ

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   黄金の円柱がそびえ立つ。そのてっぺんには羽を広げた鷲なのか、鷹なのか・・・ 格調高いこの物体は一体何なのでしょう?
 はい、松本にある大型ショッピングセンター「INOUE iCITY21」の中にある「キャラバンコーヒー」店内で遭遇した大型・業務用のエスプレッソマシンです。
 なんと、日本には今や3台しかないレトロなレア物のマシンだとか! 大きな買物袋を提げてふらりと立ち寄ったカフェで、ひょこっとお目にかかれるなんて! ラッキーです。
 もちろん製造元のイタリア国内でも、今ではもう滅多にお目にかかれない名器なのでしょう。
 このマシンがよく見れるカウンター席に陣取ってカフェを注文。サーブしてくださるスタッフの手元をまじまじと見つめる。と、心はイタリアに飛んで行く?
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   空前のコーヒーブームと言われる現在の日本ですが、主流はあくまでドリップコーヒー。でもイタリアではカフェと言えばエスプレッソコーヒーを意味します。大きな図体のおじさんがふらりとカフェに立ち寄り、カウンターに肘をついてバリスタに合図。するとすぐさま“あ・うん”の呼吸ですくっとマシンを操る・・・。イタリアでバリスタと言えば、それはもう大変な技術を要する職業です。お客さんの好みを熟知。だからこそ客は毎日のように同じカフェに通い、一杯のカフェをあっという間に飲み干し、満足感たっぷりに立ち去る・・・。またね!もちろん、明日も、いえ、ひょっとしたら今日の夕方、いえお昼も?
 イタリアの粋なカフェ文化を支えるマシン。エスプレッソツールの専門メーカーである「BEZZERA」(ベゼラ)は1901年にLuigi Bezzeraが、現在の全てのエスプレッソマシーンの原型となるコーヒーの急速抽出の技術を世界で初めて発明したことで知られる老舗メーカーだとか。今日でもミラノの熟練工によって製造され、世界中で高い評価を得ているそうです。
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   一方このお宝マシーンを所持しているキャラバンコーヒーもこれまた凄い!
 1928年に横浜で創業開始。日本人にとって全く新しい飲み物であったコーヒーを啓蒙し、販売していく長い道のりを「Caravan」と言う社名に込めたとか。決して早くはないけど、実直に堅実に進んで行こうと言う強い意思。
 コーヒーを心から愛して来た人々の深い想いが一杯のカップの中に。「有難うございました」と笑顔を向けてくれたスタッフに心の中で一言。「マシーンの洗浄や管理、きっと大変なのでしょうね。また必ず来ますから!このマシーンで美味しいカフェをまたお願いしますね!」

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2017年8月 1日 (火)

戦国の悲劇を歩く

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 先日、「祠峠講座」という催しに参加してきました。旧安曇村・大野川から旧奈川村に抜ける鎌倉街道を歩き、ここを舞台にした戦国時代の悲話を聞きながらゆかりの神社跡を巡るというもの。「山歩きができる服装で」とは聞いていましたが、約7kmの行程を6時間かけて歩く予定なので、すこし軽く見ていた。ところが実際に歩いてみると、ヤブ漕ぎあり、足元が崩れるガレ場あり、滑りやすい急な崖ありで、大変なルート。まさに道なき道、ケモノもめったに通らないケモノ道を行く。

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 戦国の悲劇の主人公は三木(姉小路)秀綱とその奥方。秀吉に抗ったため攻められ落城。飛騨の国から信濃の波田へ落ち延びる途中で命を落とす。Photo_8 二人は2ルートに別れて北アルプス越えを敢行するが、いずれも落ち武者狩りにあい、非業の死を遂げる。手を下した奈川の豪族が、たたりを恐れて秀綱神社を建てたという言い伝えの舞台。
 峠に到着すると、傾いた鳥居は残っているが社殿は崩れ落ちていた。ただしこの神社は梓神社。そしてここから奈川寄りには、崩れた住居跡がぽつりぽつりと現れる。

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 このあたり、なぜ廃墟になったのか、と言えば、その道が使われなくなったから。なぜ使われなくなったのか、と言えば、ダム湖ができて通り抜けできなくなったから。Photo_10 通り抜けできなくなった住民たちは集落を出て行った。そして住宅も神社も打ち捨てられ、建物の残骸だけが残り、その住居跡も草に覆われ土に帰ろうとしている。祠峠を奈川側へ険しい道を下り、やっと秀綱神社を見る。この社も住民が集団移住した下流の波田に神さまを移し、空っぽの社と拝殿が残るのみ。

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 原因となった東京電力の奈川渡ダムの建設は、戦国時代から続く歴史からみると意外と最近というべきか、まだ50年ほど前のこと。昭和42年ごろに奈川村の集落が水没により住民が移住。安曇村の集落もダム湖によって生活圏が分断され、人が住まなくなった。Photo_9 いまは朽ち果てた家屋の残骸も秀綱神社も、廃墟マニアには魅力的かもしれないが、なにせガイドさんなしでは遭難してしまいそうなわかりにくい場所。歴史ロマンよりアプローチの困難さが勝る。ちょっと観光資源にはなりづらいか。
 今回は「祠峠講座」のおかげで貴重な体験をさせていただいて、感謝です。

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2017年7月22日 (土)

信州の、夏の、天の川

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 まわりには何もありません。真っ暗です。信州奈川の夜。だから星空がきれい。梅雨も明けたようで、天の川もこんなにきれいに見えます。
 天の川で隔てられた織姫と彦星。一年に一度だけ会えると言い伝えられている七夕なのに、雨が降ったり空が雲に覆われたり、気の毒にも会えない年がよくある。そりゃそうだ、新暦の七夕はまだ梅雨時。それに都会では空が明るすぎて、小さい星の集合である天の川は光が弱すぎて見えません。
 芭蕉が 『荒海や 佐渡に横たふ 天の河』 と詠んだ時代の空はもっと暗かったはず。天空一面にタテに横切る天の川がくっきりと見えていたに違いない。この句が詠まれたのは七夕も近い7月4日だそうだ。もちろん旧暦の話。奥の細道で歩いたその年は、新暦では8月18日らしい。晴れた夜空を見上げるのは、これからですね。

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 松本では民家の軒先や焦点のショーウインドーに七夕人形を飾る文化があります。きっと織姫と彦星の伝説から生まれたものでしょう。奈川では見たことがないので、松本市内に特有の習俗かもしれません。言わばお雛さまの七夕バージョン。折り紙のような簡易版から、本物の着物を子ども用ぐらいに小さくして着せる本格的なものまで、多様なカタチがある。専門の人形店もあるし、カルチャーセンターで七夕人形作りのワークショップまで開かれている。
 そうそう、天の川を見に外へ出ると、ホタルが3~4匹飛んでいました。奈川の家でホタルを見たのは初めてです。いつもこんな時間は夕飯を食べたあと、お酒タイムになっているから外に出ることはない。下の川まですこし距離があるのに、まさかホタルなんて!思ってもみなかった。感激です。

 

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2017年7月19日 (水)

ソバの花と栗の花

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 いま信州奈川では、ソバの花と栗の花が満開です。このソバは夏ソバ。8月後半に収穫される。普通にソバと言ったら8月お盆過ぎに花が咲く秋ソバ。これは9月末から10月にかけて収穫される。それはさておき、ソバの花ってちょっと臭いニオイがするって知ってました? 鶏ふんや堆肥に似たニオイが風向きによって漂ってきます。
 蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな (芭蕉)

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  栗もいま花盛りです。ソバの花に比べてうっすらベージュがかった白色。夕方撮ったのでよけいに黄色っぽく見えますが。実ができるのは9月後半から。そして栗の花も独特のニオイがある。昔からよく男性の精液のニオイがする、と言われていますがホント生臭いです。
 怒る栗 笑う栗 皆 落ちにけり (子規) 

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 ソバも栗も、花の時期は決してかぐわしいとは言えないニオイがするのに、秋に収穫して食べると得も言われぬ美味しさです。不思議ですね。イヤなニオイがする、姿は悪い、けれど食べたらメチャ旨いものもよくあるじゃないですか。人もモノも見た目だけで判断したら、自分が損する。そう思いませんか。

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2017年6月 8日 (木)

マイバースデーと信玄餅

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   さらっと心地よい風に、芽吹いて間もない草木が揺れる・・・今年のけいママのバースデー当日は、梅雨入り直前の、まさに気持ちの良い日でありました。
 いい歳になっちまったが、無事に一つ年取ったのはやっぱりめでたいことだと安堵しておりましたところ、思いがけないプレゼントが、爽やか信州から届きました。
 包みを開けてみると、中にはけいママお気に入りのスイーツが! うん? しかしこれはいつもの信玄餅・・・ではないぞ? と取り出してみれば「信玄餅ロール」&「信玄プリン」&「信玄ゼリー」。へええっ! 桔梗屋さんって、こんなにいろいろ商品開発してはんの? 知らぬはけいママばかりなり?
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   と、まずはお茶の時間に信玄餅ロールを味わってみました。あっさりしたロールケーキにお餅と黒蜜が合う、合う。はい、従来の信玄餅もまったりお餅にきな粉がかかっていて、そこにとろ〜っと黒蜜をかけて頂く、上品な甘さの極上スイーツなんですが、その味わいをロールケーキやゼリーにもアレンジされたのですね。恐るべし!桔梗屋さん! 寝ても、冷めても、「キャラメルはどないや? 饅頭は?」と、日々、新しい商品開発に精進されているのでしょう。その努力の甲斐あってか、信玄プリンはお土産グランプリの金賞受賞。
 ホームページの桔梗屋さんの歴史を覗いてみれば紆余曲折。さまざまな時代を経て、昭和43年に桔梗屋信玄餅が大ヒットし、現在は甲府本店を拠点にカフェ・ギャラリーも併設して、無論ネット販売も!
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   そう、そう、去年の夏、知り合い宅でご馳走になった信玄餅アイスに感激して、ネット注文をしてみたら売り切れ! 順番待ち・・・。振舞ってくれた友人もネットでしか買ったことないという事でしたが、まさに時代ですね。信玄公もご自分の名前がスイーツになって広まっているとは、さぞビックリでございましょう。
 はい、けいママも長生きしたおかげでクール宅急便の恩恵に預かり、はるか遠くの地の美味しいものをマイバースデーに楽しむことが出来たのですね。
 そして、何より信州に住む友人の心遣いに感謝です!

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2017年5月24日 (水)

奈川高原の春の食卓

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 奈川でのある晩の食卓。冬は雪に閉ざされていますが、春が訪れるといろんな山菜が芽吹き、私たち人間はその生命のほとばしりを頂戴します。そんなわけで、まず近所の友人からいただいたアスパラガスを、バターとオリーブオイルでササッとでソテーしてパルミジャーノを振りかけたもの。すごく柔らかくてみずみずしい春の香りがします。

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 そして山菜のアヒージョ。この皿もすべて貰いものを材料に。別の友人からウド、コシアブラ、コゴミ、シイタケをいただいたので作ってみました。ニンニクとトウガラシを効かせてパンチのある美味しさに仕上がりました。これならあく抜きなど山菜特有の下準備がいらない。指が真っ黒になることもないわけ。このオイルをバゲットにつけて食べると絶品です! ワインがすすみます!

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 発見したばかりの第二の自生地から摘んできたクレソンは、グレープフルーツと合わせてサラダに。とまぁほとんどお金をかけずに、なかなか内容のある山里の春の食卓が出来上がりました。豊かな自然からの贈り物を分けていただいた友人たちに感謝! この季節だけのほろ苦さやほの甘さを、今年も味わえた幸せをかみしめました。

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2017年5月21日 (日)

第二のクレソン自生地

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 信州奈川で二番目のクレソン自生地、発見! しかも狭い山道を分け入ってやっとたどり着く、最初に見つけた場所より、もっとカンタンに車でアクセスできる。すぐそばまで何度も来ていたところのごく近くなんです。なーんだ、こんなところに群生地があったんだ!と拍子抜けするほど馴染みのあるところ。じつはこの場所、地元の知人に教えてもらったのです。


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 奈川の人たちはあまりクレソンを食べないそう。自生しているクレソンはスーパーで買うものより香りも高いのに。だけど、みんな関心がない。我が家があまりにも「クレソン!クレソン!」と騒ぐので、「もっといい場所があるから案内してあげる」と連れて行ってくれた、というわけ。よくそばを通っていたのに、まさかそんな場所にあるとは思っていないので、まったく目に入っていなかった。

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 そこは奈川温泉の源泉があるところ。この温泉水が渓流に流れ込むところにたくさん自生している。桂の木の横にある説明の看板に、「鎌倉時代より湧き恵み 秘境奈川の温泉水」とある。この湯用いし炊く粥は、旨み溢れし絶品の極みなり。ナトリウム泉で効能は、慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病と書いてある。まぁ、いかがでしょうか。これで病気が治るなら医者いらず。横には日本秘湯を守る会の旅館もあります。

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 こんな効能がある水を吸って育ったクレソン。おいしくないはずはありません。さっそくサラダでたっぷりいただきました。渓流の向かいには満開のヤマザクラ、背後の崖地には黄金色のヤマブキ。関西より一ヶ月半ほど季節が遅い奈川高原。(夜は冷え込むので真冬の服を引っ張り出して着ています。もう5月の下旬だというのに) タラの芽やコシアブラ、コゴミやウド、いまやっと遅い春の訪れを楽しんでいます。

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2017年2月18日 (土)

絶景スキー場に春の日差し

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 信州奈川の野麦峠スキー場。サイコーの雪質と絶景がウリだ。前穂、奥穂、西穂、唐松岳、焼岳、乗鞍、御嶽がズラリと並ぶパノラマは壮観だ。見通しが良い日は白山や八ヶ岳連峰も見える(らしい)。スカイライナー1,600mとスカイラビット1,060mを乗り継いで、標高2,130mへ。そこから全長4,000m標高差730mのダウンヒルを絶景に向かって滑り降りる。スキー場の回し者のようなコメントになってしまいましたが、本当に気分がいい。ただしお天気が良ければ、の話。

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 この日は風もなく、もう春かと思えるような陽気でした。ゆっくり景色を眺めたり写真を撮ったりしていても、全然寒くない。上にあるカフェの前にベンチでもあれば、うつらうつら日向ぼっこをしたらさぞいいだろうな、と思いました。数日前は気温も低く、風も強く、地吹雪が舞って視界が悪くなるわ、鼻水は垂れるわ、で苦労したのとは大違い。何年たっても初心者から抜け出せないスキーも、ちょっとだけ上手になったような気がするからうれしい。天国がこんなところなら早く行きたい! まぁこれはオーバーですが。このあと寒くなったり暖かくなったりしながら、ホントの春がやってくるのでしょう。

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 こんなに素晴らしいスキー場なのに人が少ない。やっぱりブランドじゃないからかなぁ。利用する我々にはリフト待ちもない、衝突事故の心配もない、食堂の席取りもカンタン、といいことずくめ。でもスキー場の経営にとっては厳しい状況でしょう。毎年存続の危機だといったウワサがでる。「神戸のルミナリエみたい」、なんて人ごとのように言ってる場合じゃない。もっとたくさんの人に知ってもらって、にぎわいを取り戻さないと、冬に信州に通う意味がなくなる。そんなわけで、まことに微力ではございますが、このブログでも紹介する次第です。

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2017年2月15日 (水)

すこし行きにくい冬の観光名所

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 乗鞍高原には有名な滝が三つあるが、冬場の名所は幅8m、落差21.5mの端正な姿の善五郎の滝。ここは厳冬期に凍結するので有名だ。そうです、見事な氷瀑が見られるのです。標高が高く、しかも太陽の光が当たらない向きにあるため、昼間の最高でも氷点下5℃。夜はマイナス20~30℃まで下がる。だから大量に流れ落ちる水が凍ってしまうのだ。

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 ここに行くにはアイゼンかスノーシューが必要だ。険しい坂道や氷に厚く覆われた急階段を降りていくかないと、その迫力ある姿は拝めない。もちろん服装や装備は雪山やスキーに準ずる。そばまで近づくと、その神秘的な淡いブルーの氷の裏を轟音を立てて水が流れているのが透けて見える。この2~3日ちょっと寒さが緩んだせいらしい。一昨年に来たときは流れていなかった。

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 最近のアウトドアブームで、この氷瀑を観に行くガイドツアーが増えている。今日も10数人の団体さんに出くわした。皆さん年配の方ばかり。「こわい!」「すべるー!」と嬌声を挙げながらもちゃんとたどり着く。自分の足でアプローチする以外に方法はないので、日ごろから山を歩きなれている元気な人たちなんでしょう。ご褒美はこの絶景! 感動の言葉と記念写真を持って帰られました。

 

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