2007年12月19日 (水)

フィレンツェでお買い物

 今回の滞在で、何度もフィレンツェの超ブランド・ストリート、トルナブォーニを通ったけいママ。いえ、たまたま宿泊レジデンスがこの近くだったので。グッチ、フェラガモ、プラダ、エトセトラ(あっ、これはブランド名ではありません)通過、ツウカ。
_edited1   で、けいママが向かった先はと言うと…。フィレンツェに住む友人アマが働く皮製品の店、その名も「ウフィッティ」。アートを鑑賞した後はお買い物タイムですよね? ウフィッティ美術館の出口、ミュージアムショップを覗いてその足で、一本北側の通りにあるこの店で、さあさ、この日はウフィッティ三昧とまいりましょうか。Photo_2 一歩中に入ると、皮のコートにバッグにベルト、これでもかって! 壁にぺたりと貼り付いたワニまで居るぞ! そして上質の皮の匂いが心地よい。以前名門グッチ家のドキュメンタリーをテレビで観た時、幼き御曹司が皮の切れ端で遊んでいた。「うちでは、幼少の頃からこうやって、最高級の皮の匂いを体に覚えこませるのです。もちろん私もそうやって育ちました」。負けた~! こと革製品に関してはこの国には脱帽だ、とその時から感じていたけいママ。
Photo_3  よし! と気合を入れて皮のコートを物色。と、プライスを見ると「ええ! 半額? 半額セールやってんの?」。「ハイ、ハイ、シニョーラ、ただ今半額で~す!」と言いながらもアマは商売より先に、近所のバールへカフェの出前を頼みに行ってくれた。そのカフェの美味しいこと! これも脱帽だ。さあさ、いよいよお買い物開始。しかし皮といっても色々あるぞ。カモシカだ、カーフだ、毛皮付きだ。ど、どうしよう? 選べない! Photo_4 こんな時はこの道ン年のアマにお任せあれ。言葉が通じないなんてなんのその、表情一つですぐさま「こういう感じの、こういうのがいいんだよね?」と。おっと何で分かるの、アンタ? そしてチョイスした一着のサイズが無いとなると「ちょっと待ってて、すぐ戻るから」。と自転車に乗って軽やかに出掛けて行く。はい、近所のお店だか、倉庫だか、ちゃあんと調達してきてくれますよ。チェントロ辺りの革製品のお店って、みんな助け合いの精神で仲がいいみたいです。Photo_5 さらにさらに、お直しだって迅速、機敏。選んだ一着を着て、鏡の前で突っ立ってりゃ、よしなに計らってくれますとも。と、いうわけでひろパパは黒の皮ジャッカ(アマ曰く、ニホンヤクザ! 現在PAXREX店内でもっぱら着用中)。けいママは襟の部分がベージュの、ウエスト切り替えの黒いコートをお買い上げなり。
 この年末年始、フィレンツェに行かれる方、思い切りお値打ちの皮製品を買いたい方、迷わずアマの店へお立ち寄り下さいな。なんならこのかぜくさ便りをコピーしてクーポン券代わりにお使いくだされ。値引きあり。Photo_6 このお店のマスコット、ファディーにも運がよけりゃ会えます。大きな瞳パッチリ、かわいいわんぱく坊主です。

UFFIZZI Pelle Via dei Neri, 86/R-50122Firenze Tel 055 26.54.344

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2006年10月24日 (火)

フィレンツェの最新アウトレット

 昨年のロングステイの折に、すっかり面倒見てもらった友人ミナ&アマから、耳寄りフィレンツェ情報が届きました! この秋から年末、お正月にかけて、旅行予定のある方、ドゥオーモやウフィッティはもう行ったし、どこかいい所ないかな?と思っている方、必読ですよ! けいママも読みながら「オオッ~! 行かなきゃ、これは!」と思ってしまいました。では生の採れたて情報をどうぞ。

 こんにちは、けいママ・ひろパパの友人、フィレンツェ在住ミナ&アマです。先日とうとうプログにお目見えしたカルツァイオーリ通りのアパートには、仕事の後よく遊びに行っていたものです。けいママは必ずビールを用意していてくれて、窓からジョットの鐘楼を眺めつつ、アペリティーボ(イタリアでは食事の前にBARで食前酒をちょっと一杯ひっかけながらおしゃべりをする習慣があります)を楽しんだものです。

Barberino1_1   さて、イタリアも日本もさわやかな秋晴れが続いているようですね。車のない私達は、お気軽に行ける日帰り行楽を絶えず追求しているわけで、先日お天気のよい日をねらって、今年3月にできたばかりのフィレンツェ近郊にあるアウトレット、「バルベリーノ・デザイナー・アウトレット」に行ってまいりました。ショッピングするのに天気もなにも関係ないやん、とお思いでしょうが、このアウトレット、フィレンツェより北、シャトルバスで約40分の山間に位置する90以上の店舗が集まる巨大アウトレット村なのです! とにかく広い! 村の真ん中には小川がせせらぎ、ヨーロピアンな趣の(ヨーロッパなので当たり前か)の連なった建物は、なんだかテーマパークを彷彿させます。なので、ショッピングだけでなく、お天気のいい日にのんびり遊びに来たかったわけです。

 のんびり~とか言いながら、いざシャトルバスを降りてみると、目の前に広がるお店、お店、お店! おお、かなりエキサイティングー! とりあえず端から攻めて行くか、、、いわゆるアルタ・モーダなブランドは少ないですが、洋服はもちろん、キッチン用品、チョコレート、書籍、なぜかBOSEのスピーカー、だいたい定価の3~7割引で売られております。Barberino2_3 端のお店から一つ一つ、ゆーっくり見て周っていた私達、途中で「いかん、90店舗以上もあるわけだし、これじゃあ時間がいくらあっても足りない、いや、その前に、た、体力が持たない・・・」ってことに気付き、ルーブル美術館とかにありそうな、「重要作品だけ見て周るモデルコース」に急遽変更。やっぱりここでも日本人。

 そんなこんなで、この日の戦利品。ブルーノ・マリのシンプルだけど質のいい黒のサンダル定価225ユーロが75ユーロ。8月に生まれた甥っ子にプーマのキュートなスニーカー定価50ユーロが30ユーロ。(ちゅーか、定価が高くない??)

 フィレンツェに行かれる方、ぜひ立ち寄って大きな戦果をあげてくださいね。

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