2016年6月 7日 (火)

ヒマラヤの青いケシ展

Photo
 いまヒマラヤの青いケシが咲いています。場所は山の上の六甲高山植物園。神秘的な淡いブルーが美しい。この植物園では砂礫が多いところに植えてありますが、ヒマラヤでもそうなんでしょうか? 機会に恵まれたらぜひ現地で見てみたい。

Photo_2
 高山地帯のヒマラヤでも4,000mを超えた地域にしか生えず、「天上の妖精」「幻のケシ」といった異名がある、という説明がNetにある。今回初めて知ったのですが、青いケシはブータンの国花なんですってねぇ。いかにも幸せの国にふさわしい風情で咲いている。

Photo_3
 青いケシはこの植物園の目玉のようで、ブータンの写真展や青いケシグッズやブータンの特選品などの販売もしていた。顔を出して記念撮影をする撮影ボードも置いてあって、なかなか楽しい。4月の末から始まった「ヒマラヤの青いケシ~神秘の花の咲くところ~」というタイトルの特別企画展も、まもなく終了のようです。ご覧になられる方はお急ぎください。

六甲高山植物園

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月14日 (月)

ルミナリエは終わりました

Photo
 12月4日に始まった第21回神戸ルミナリエ。強風で一部の電飾が壊れるハプニングもありましたが、なんとか12月13日の最終日を迎えました。さいわい土曜、日曜と、穏やかな天気に恵まれてずいぶんにぎわっていた。存続を支援するための募金活動も手馴れてきて、通りの両側にユニフォームを着たボランティアチームがたくさん並んで呼びかけている。

Photo_4
 東遊園地のメイン会場は人、人、人の波。冷たい風がピューピュー吹きすさぶ年もあるけれど、今年はまだ冬になっていないほどの暖かさ。じいーっと立っていてもまったく寒くない。だから、みなさんのんびり見物している。荘厳な音楽が流れるなか、表情もなごやかで優しく、心から楽しんでいる様子が伝わってくる。

Photo_3
 とは言っても、ルミナリエはサブタイトルに「阪神・淡路大震災メモリアル」と謳うイベント。震災の記憶を忘れず後世に語り継ぐための象徴となる行事です。フラワーロードに面して作られた鎮魂の鐘には、被災者の冥福を祈り、未来への希望を願う人たちの長い行列が。そしてその人たちが祈りを込めて鳴らす鐘の音がずーっと鳴り続けているのでした。こんな姿を見ていると賛否いろんな意見があるルミナリエですが、やはり来年も続くよう願わずにはいられません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月12日 (木)

櫻正宗の蔵開き

Photo
 へぇ正宗の元祖、ほぉ宮水の発見、ふ~ん協会一号酵母・・・と、華々しい実績を持つ櫻正宗。寛永二年(1625年)創醸という長い伝統を誇る蔵元なのです。その歴史は灘のみならずまさに日本酒の進化、品質の向上をリードしてきた歴史でもあります。恥ずかしい、知らなかった。その魚崎郷にある工場敷地で、今年も蔵開きが行われました。

Photo_2
 今年の新酒「しぼりたて原酒」が振る舞われ、酒蔵見学会やピアノ弾き語りコンサート、櫻正宗9種類の有料試飲会、蔵開き限定の「しぼりたて原酒」吟醸生酒やオリジナルTシャツの販売など、多様なお楽しみが。焼きそばやたこ焼き、甘栗やポン菓子の屋台も並び、美酒佳肴の宴とあいなりました。老若男女思い思いに集って、酒ビンを運ぶプラスチックケースをイスとテーブルに飲みかつしゃべる。

T
 酒蔵見学では特製の甘酒をごちそうになり、一本2万円という最高級酒も試飲(有料)させてもらって、すっかりほろ酔い、いい気分。おみやげにカッコいいジャパネスクデザインのロゴ入りTシャツと、この時しか買えない「しぼりたて原酒」を買って帰る。まことに結構な一日でございました。
 ワインだのウイスキーだのラムだの、エラそうに言うわりに、日本が世界に誇る清酒のことは何も知らない。これではいかん、と反省した秋の一日でもありました。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年5月21日 (木)

mtイベント イン ROKKO

Photo
 いっぱいのマスキングテープを自由に使って、コースターや紙袋を自分だけのオリジナルデザインにして遊べるイベントが、いま六甲山で開かれている。EXHIBITION+SHOP mt ex ROKKO。マスキングテープのブランド名「mt」と、Mt.ROKKOの「mt」が掛けてあり、面白いイベント名だと思う。六甲ケーブル山上駅をメインに、ケーブルカーの車内や下の駅も使った立体的なイベント構成ができるのも、マスキングテープならでは。特設会場へ向かうアプローチや階段も、もちろん、mtのマスキングテープでデザインされている。

Photo_2
 山上駅の構内ではギャルたちが黙々と作品作りに励んでいる。やってみると、これがメチャ楽しいアート体験。主催者が用意してくれた六角形や十字形などの厚紙も使えるし、ユニークなmtを買って入れてもらったショッピングバッグも使える。大量に置いてあるmtは使い放題。時のたつのも忘れて熱中してしまいます。ふと気づくとまわりには男性は一人もいなかった。しかもオジンがギャルとハサミの取り合いをしているなんて、恥ずかしい限りです。

Photo_3
 それにしても、マスキングテープのあまりの種類の多さ、色のバラエティに今さらながら驚かされます。オリジナル六甲山テープや横尾忠則テープ、おしゃれなメッセージテープなどなど、見ているだけでも飽きません。缶バッジが作れるコーナー、ガチャガチャコーナー、1g=3.8円の量り売りコーナーなどお楽しみがいっぱい。
 mtアートを体験してから特設販売場へ向かうか? テープを買い込んでからワークショップ会場へ行くか? あなたはどっち?

Photo_5
mt ex 展 ROKKO

2015年5月15日(金)~27日(水)
六甲ケーブル山上駅を中心に

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月30日 (木)

洋菓子フェスタ in Kobe

Photo
 これがアメ細工? これが砂糖菓子? とてもケーキとは思えない精巧な作り。このケーキデコレーションの技術は、すでにアートの域に達している。いま元町の大丸で、「2015 洋菓子フェスタ in Kobe」 が開かれています。神戸ならではの多彩なスイーツが一堂に会し、買って帰ったりイートインコーナーで味わったり、楽しみ方も自由自在。きっとすごい人出だろうと思っていましたが、想像を超えるにぎわい。

Photo_2
 おもしろかったのは「希望と絆」をテーマにしたデコレーションケーキのコンテスト。いつも力強く前向きに咲く「ひまわり」をモチーフに、ユーハイム、アンテノール、ツマガリ、神戸風月堂、ボックサン、エーデルワイス、エスコヤマ、それにポートピアホテルやホテルオークラなどのパティシエたちが腕を振るった作品が、ズラリと展示されている。
 神戸はスイーツで街おこし、という意気込みを感じるイベントでした。

Photo_3

2015 洋菓子フェスタ in Kobe
大丸神戸店9階イベントホール
2015年4月29日(水)~5月5日(火)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月28日 (日)

生田神社も迎春準備

Photo
 思いのほか早くやってきた寒波で冷え切った年の瀬になりました。お正月も寒くなりそうな予報です。でも初詣で客を迎える神社は、いまがいちばん忙しい時。毎年200万人以上の初詣で客でにぎわう生田神社の様子をちょっと見てきました。
 東急ハンズの横の鳥居をくぐると、参道には早くも神戸を代表するホテルやお店やブランドの看板が掲げられている。灯ろうのようなものもずらりと立つのでしょうか。準備は着々と進んでいるようです。
 

Photo_3
 楼門の前には立派な門松が! ん? フツーは門松でしょ、というところだが、よく見るものとちょっと違う。真ん中に大きく一本、それも松じゃない。杉なのだ。これは『杉盛り』というそうだ。なんでも生田神社はまだ布引の山に社殿があった大昔に、松の木が倒れて社を壊したことから松を忌み嫌うようになったそうな。だから門松を飾らないどころか境内に松の木は一本もない。社殿の裏には広大な生田の森がありますが、もちろんここにも一本もありません。
 ちょっと説明が長くなりすぎましたが、この杉盛りから注連縄が門に向って何本も張ってある。なるほど、この下をくぐってお参りするのか。

Photo_4
 門を入ると両側にお札やおみくじ、お守りや破魔矢、干支の置物や飾りを売るテントがずらりと並んでいる。左手の生田神社会館の前には干支の大絵馬も奉納されている。「祥光致福大羊」というタイトル。羊は祥なり、めでたい羊・月・星の光が年の始に福を呼ぶ。というよくわからない説明がついていました。そういえばこのヒツジ、宇宙遊泳しているみたいで不思議な雰囲気。
 ここは恋愛成就で有名な神社なので、ふだんから若いカップルの姿が多い。それも全国から来ているようだ。松の木が一本もない神社なんて全国でも珍しいと思うから、いっそのこと『待つ』ことなく恋愛成就するありがたーい生田神社、と再プレゼンしたらもっと参拝客が増えるかも。スミマセン、余計なお世話でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月14日 (日)

20回目のルミナリエ

Photo
 阪神淡路大震災の年の暮、犠牲になった人の鎮魂と街の復興を願って始まったルミナリエ。今年で20回目を迎えました。資金難のため、「今年が最後、もうこれで打ち切り」と毎年のように言われ続けながら、いろんな人たちの寄付金のおかげで20回も開催できたのは、ほんとうにうれしいこと。まだまだこの先10年も20年も続けていってもらいたいものですね。そのためにも、皆さま、ご寄付をお願いいします。

Photo_2
 今年のテーマは『神戸 夢と光』 Kobe, citta dei Sogni e della Luce だそうです。先に向かって進む原動力が夢。その行く手を指し示すのが光でしょうか。
 激しい揺れのあとの真っ暗な闇、不気味な静寂。あの朝を思い出すと今でも胸がざわつきます。鎮魂と祈りで始まったルミナリエ。回を重ねるにしたがってエンターテインメントの要素が強く感じられるようになっていました。だから20回を機に原点に戻るのもいいんじゃないかと思います。今日の感謝と明日への祈り。なんか宗教っぽいかもしれませんが、この光のアートを見ていると素直にそんな気がしてきます。

Photo_3
 いま各地で流行りのプロジェクションマッピングは、同じ光のアートでも、コンピューターを駆使して華やかにテンポよく画像が動き、観る者を驚きと感動で包んでくれる。それに対してルミナリエは穏やかで地味だ。動画になるどころか、点滅もしない。でもローテクで人間味あふれる表現は、どこかホッとする。プロジェクションマッピングがテーマパークのライトアップだとしたら、ルミナリエは教会のステンドグラス、または神社の灯ろうのよう。
 それでもよく見ると使用されているカラー豆球は6色使い。赤、ピンク、黄色、グリーン、青、白(電球色)。がんばっているんです。これを毎年イタリアから持ってくる。そして10人余りのデザイナーや職人がイタリアから設置作業にやって来る。ご苦労さんです。また来年もよろしく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 5日 (金)

笑顔を咲かせるリスちゃん

Photo_2
 毎年クリスマスシーズンに開催されるフェリシモの恒例行事『ハッピー・トイズ・プロジェクト』。三宮の朝日ビルで、今年も展示が始まっています。世界のこどもたちへ手づくりのぬいぐるみを贈ろう!というこの活動、2014年のテーマは「未来のしあわせをはぐくむ種をまこう」、そしてキャラクターは「笑顔を咲かせるリスちゃん」です。なうほどリスは種や木の実が好きですからね。

Photo_3
 思い出の服の端切れを再利用したり、ニットで編みこんだりして作ったリスちゃんが、世界のこどもたちを笑顔にする。素晴らしいプロジェクトです。Photo_4
 これまでに贈られたぬいぐるみは日本国内をはじめミャンマーやネパール、シリアやホンジュラスなど57の国と地域に48,000体以上にのぼるそうだ。こんな社会貢献をする企業ってステキだと思います。きっと働く人たちも笑顔いっぱいなんでしょうね。ルミナリエ見物の前にでもご覧になってはいかがでしょうか。

FELISSIMO
HAPPY TOYS PROJECT

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月17日 (月)

加藤泉さんの異星ワールド

Photo
 その原初的、その未来的、その宇宙的・・・言葉ではうまく表現できない魂の奥深くに響いてくるカタチ。いつものことながら加藤泉さんの作品はすごくチカラがあります。
Photo_2  六甲山と有馬温泉を結ぶロープウェーの六甲山頂駅に、いまは廃線になったロープウェー車両がそのまま置いてあります。以前は六甲ケーブル山上駅とここを結んでいて、ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで有馬温泉までハイヒールで行ける、というものだった。でも摩耶山からケーブル山上駅、高山植物園、ガーデンテラスへと、バスの便がたくさんあって競争に負けてしまったのでしょう。(その片割れはケーブル山上駅の下に残っている)
 その駅と車両しゃくなげ号を、まるで遺跡のようなとらえ方で時空を超えたアート空間に変えてしまった加藤泉さん。昨年は高山植物園で、寝転がった身体から木が生えてきた人間、あるいは宇宙人、あるいは生命を表現して楽しませてくれましたが、今年は駅の廃墟と捨て置かれた車両が舞台。

Photo_3
 最初の写真はその車両の中に置かれた作品です。天井からぶら下がった異星人のような姿も見えます。コンクリート壁の梁の上にはだれか座っています。どうもこの場所は平成の、日本の、六甲山ではないようだ。Photo 何億光年も遠く離れたどこかに地球そっくりの星があって、あなたや私に似たような似てないような生命体が普通に生活している。あっ、もしかして天国とか神さまってこんな感覚? 廃線になった駅、という美しくもなく面白味もない場所が、がぜん輝いてきた。場の磁力を発している。
 三体の作品のみに目がいっていたが、じっくり見ているうちに作品の周りの空間がじんわり濃密になってくるのを感じる。さすが、加藤泉。六甲ミーツ・アートも残り期間はあとわずかになりましたが、ぜひ足をお運びください。

六甲ミーツ・アート 2014
2014年9月13日(土)~11月24日(月・祝)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月14日 (金)

内と外、あるいは人工と自然

Photo_8
 建物の壁から屋根に大きな木(?)がからみついている。うねうねとツタのように這うこの物体。木でできたテープのような、カンナで削った木片のような・・・。六甲ガーデンテラスのホルティという施設に設置された中川悠紀の作品『内と外』。
 作品の解説には、「木材をまげて建物の内外に造形的に配置、クランプやビスで固定しています。木材は二つの窓を抜けてつながり構造体としてはひとつのものになっています。」 たしかにホルティの中に入っても木がうねうねと這っている。作者は、内と外のあいだ、ものとものとの中間、という概念を表現しようとしたようだ。

Photo
 私はこの作品を見て人類が滅亡した後、人工の建造物を自然の植物が覆い尽くしていくさまを妄想してしまった。人間 vs. 植物。人工 vs. 自然。科学 vs. 生命。結果は植物、自然、生命の圧倒的な勝利、生命の力は偉大だ! まさに妄想です。
 藤井保さんの『ニライカナイ』という写真集に、小笠原諸島で旧日本軍のトーチカがジャングルに呑み込まれてしまっている写真があったが、それを思い出した。藤井作品はリアルな迫力で、この中川作品はファンタジーで、同じような世界観を表現している。
 いろいろと観る者のイマジネーションを刺激する中川悠紀の作品。先日ご紹介したフィレンツェ・ストロッティ宮のフランコ・メニカーリの作品と相通じるものを感じる。いま世界はそんな時代に入っているのかもしれない。

六甲ミーツ・アート 2014
2014年9月13日(土)~11月24日(月・祝)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧