2017年1月28日 (土)

寒い夜のムーミンペンダント

 Img_8669 
 巷にあふれるムーミングッズに、いつも目を背けて通り過ぎる・・・と、以前にもこのブログで書いたような。けれどたまに捕まっちまうんですよねえ〜、やっぱり。
 年が明けて、セールで華やぐデパート。そこでけいママを待ち受けていたのは「LE KLINTのムーミンペンダント」でありました。
 ムーミンの愛らしい、ふっくらした顔をペンダント・シェードのモチーフに!って、この発想がもうたまらない。しかも一目見ただけで、これはまさしくムーミン!とわかってしまうんだから凄い!いやいや、けいママ、それは飽きるほどにムーミンを見ている、いわゆるムーミンオタクだから分かるんであって・・・と、そんな議論をしている場合じゃない。
 何せ以前から度々ネット検索を繰り返して「ゲットすべきか、否か」と迷い続けていたけいママの目の前に、セール品として登場してくれた一品ですからね。これぞ運命の出会いと意気込んで、マイルームへの導入を決めました。
 Collage_fotor
   まずは冬の日差しが入り込むリビングでおもむろに箱を解き、憧れの品と対面。なんとミニブックのおまけまで付いています。と、そんなん読んでいる場合じゃない、まずは・・・と、ランプシェードの組み立てに取り掛かってみれば、これが意外と苦戦!ぐるっと巻いて形を作る特殊プラスティックペーパーがペコン、ペコンと跳ねて、家族三人がかりでやっと完成!
 と、取り付ける段階に至っても、コードの長さを調整しなければならず、もちろん踏み台に登っての作業ですし、ちょうど東京から帰省していた息子を巻き込んでの取り付け作業と相成りました。
 Img_8706
   そしてめでたくムーミンシェードからは、ふんわりオレンジ色の光が漏れて、それを飽きることなく見つめるけいママからはニヤリ、ニヤリと笑みが漏れる。
 窓の外には雪がちらちら。今朝は窓ガラスもべったり濡れて、凍えるような今年一番の寒さでしょうか。そんな中、改めて「灯り」の大切さを思います。長く暗い冬を少しでもほっこりと、楽しく過ごしたい気持ち。北欧の人たちがランプシェードのデザインに一生懸命になり、そしてそんな中から名作が次々と生まれていく過程も納得です。
 吐く息がどこまでも白く流れていく窓の外の遠くに、ほんの少し春が見えます。だってもう冬至も終わって、確実に昼は長くなっているんだもの。今は冬眠中のムーミン一家もきっとその気配を感じているはず。けいママもこれから毎日、このムーミンの灯りを眺めて、春の訪れを待ちます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月 6日 (木)

お風呂専用メガネをゲット!

Photo_2
 お風呂専用メガネ・・・ その名も「FOR ゆ」って、なんとグッドなネーミングでしょうか!「FOR ゆ」は「FOR YOU」。そうですとも!近視で、遠視で、そのためにお風呂でお困りのあなたのために、あなたのすてきお風呂タイムのために開発しました!・・・ って、この商品に泣いて喜んだのは、ひどい近視のけいママだけではありますまい。その証拠に去年の発売以来、それはもう爆発的な売れ行きだそうですから。

Photo_3
 ブログより一足先にFacebookでけいママが紹介したところ、たった37人のお友達にも大評判!「せっかく絶景の露天風呂に行っても、わざわざメガネを取りに脱衣室まで往復してた!これ、買う!」って人。「ど、どこで売ってるの?」と、今にも飛び出しそうに大興奮の人。また「うっふ!混浴が楽しくなりそう・・・」って方も居られたりして。
 まあ、還暦過ぎたけいママにしてみれば「うん?混浴?そんなん、見られて怖くはないけど、何より怖いのは慣れない風呂場の段差!」・・・ って、まあ、とにかく長く生きていれば、世の中便利になっていくものです。

Photo
 さてこの「FOR ゆ」は、お風呂専用メガネですから、当然熱に強く曇りにくい。ポリカーボネイト製で金属は一切使われていないので錆びないし、落としても安心。サウナでも使える。その上お値段たったの¥1,280! いよっ! ¥2,500でも買っちゃう・・・ いや、¥!,280で、もう買っちゃったって。
 「プレゼントにいいね」ってコメントしてくれていた人もいましたっけ。確かに・・・ ただ近視の度数が4段階、遠視が1段階と合計5段階の中からセレクトしなくてはいけません。あらかじめ自分の掛けているメガネの度数が分かっていれば、ネットでの購入もオッケーですが、やはり試してみてからという場合は発売元の「メガネの愛眼」の店舗に行きましょう。
 ところで露天風呂行きが待ち遠しいけいママ、まずは自宅のお風呂で「FOR ゆ」を試してみました。もちろん快適!ではありますが、近視特有の泣き笑いがここにも・・・
 つまりですね。近視と言うのは「見たくないものを見なくて済む」利点があるのですが、このメガネをかけるとちゃん見えちゃうんですよね。お風呂場の汚れ、そして鏡に映るシミ、しわ、白髪・・・ あっは! パッケージにもこう書かれていました。
「裸眼では気付かなかった身体もよく見え、もっとキレイになれる」 私、それは期待してません。そこまで厚かましくない! こんなメガネ、開発してくださっただけで十分でございます、はい。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年7月 3日 (火)

栄町「tot-ziens」のサボテンたち

Photo
 へええっ!栄町にこんなお店があったんですねえ。でも知らないのはけいママばかり・・・ マニアの間では全国から注文が来る多肉植物&サボテンの専門店だそうです。
 乙仲通を歩いていて「tot-ziens」と記されたかわいいショーケースを見つけたら、階段上がりましょ♪ 何やら妖し気な廊下の一番奥をちょこっと曲がったら、そこに広がるのはごちゃごちゃ〜とした・・・ 失礼! でも一見、一瞥を投げただけではそうとしか・・・。
 と、目をこらせばだんだんと見えて来る小さな、無数の、さまざまな多肉植物&サボテンたち。窓際の子は、明るい日射しに向かって可憐な花を咲かせている。棒を突き立てたような子はちっちゃいけれど、よく見ると何とも伸びやか。まんまるなコブが寄せ集まったような奇妙な子はまんま「キモカワくん」と別名が付けられていました。寄せ植えの器をひざまずいて目の高さで眺めてみると、そこには巨大ジャングルを思わせる立派な世界が出来上がっていました。そして「ようこそ、僕らの世界へ」と、植物たちが語りかけるのです、ホンマに。
Photo_2
 いやはや不思議な世界に迷い込んで、離れられなくなっちまったけいママ。さっそく「気になる子」をお買い上げです。「tot-ziens」では、好きな植物と容器を選べば、その場で寄せ植えをしてくださるそう。もちろんお店で販売されているアンティークの小物を飾ったりして、独自の一鉢にするといっそう楽しいですよね。
 そして忘れてならないのは、この子たちは生き物だということ。日々成長し、やがて子孫を残そうとがんばる! その姿は健気であり、時に厚かましいほどたくましい。けれど一方でそのために誰かの手を借りなければいけないのです。それこそがあなたの手!って、サボテンたちに会いに行きたくなったでしょ?
 まもなく栄町を去るPAXREXですが、遊びに来た時は必ず寄ってしまいそう。もちろん次から次へと気になる子たちを連れて帰っちゃいそう。おそろしい!
 お店は週末だけのオープンですからお気を付けて。

 多肉植物&サボテン&古い雑貨のお店「tot-ziens
 〒650-0023 神戸市中央区栄町通り3-2-4 和栄ビル別館2F
 Tel&Fax 050-1262-4114
 週末の金・土・日オープン
(営業時間などはホームページでご確認ください)
     

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月24日 (日)

栄町の「TRISH-TRION」


Photo_2

 栄町に点在するお店はビルの地下だったり、2Fだったり、たどり着くのがちょっと大変。だから店主はみな、可愛い看板を掲げたりしてお店の在りかをアピールしています。
 乙仲通を歩いていて写真のようなショーケースに出くわしたら、ちょっと階段上りましょ♪ その名を「TRISH-TRION」と言う、とてもかわいいお店に行き着きますからね。
Photo_4 扱っているのはハンドメードパーツとヴィンテージ雑貨。そりゃあもう、これでもか!ってくらいに品数豊富。目がくらくらするほど色合い鮮やか。それでいてピシッと統一感があるのは、店主がぶれることなく自身のお気に入りを自信を持って、仕入れているからでしょうね。
Photo_5 ではそんな中からけいママがセレクトしたいくつかをご紹介してみます。まずぐぐっと来たのが、星の王子様がプリントされたビニール製のキッチュな靴。「これ欲しい!」靴を履いている時は「王子様」を踏んづけているんだけど、一緒に居ると思えば心も楽し。靴を脱いで眺めりゃまた楽し。でも残念ながら23、5cmのワンサイズのみ。足に会う人お急ぎくだされ〜!
Photo_7 一方ちょっと他の商品とは違って、和のテイストを感じるバッグもステキ。アメリカ在住の作家さんのハンドメイドだそうですが、粋な色合いと、ころあいの大きさに惹かれますね。
 と、このお店の真骨頂である製品のご紹介が遅れちゃいました。ずらりと並んだプラ・パーツの世界が広がっています。少々ブルーな気分でお店に入っても、ちょっとピンクになったり、オレンジに傾いたり・・・うんと時間をかけて選んで、さあうちに帰ってなに作ろう? 小さな袋に包んでもらってそっとカバンに入れたら、心もうきうき、ほっこりします。これぞ栄町の魅力!小さなお店の底力!Photo_9
 2日連続「TRISH-TRION」に通ったけいママもヴィンテージの手鏡と、小さな缶をお買い上げ。手鏡はお手製の袋に入れて山行きのリュックの中に。一方かわいい絵の付いた缶は、薬や安全ピン、輪ゴムなんかを入れてバッグに入れています。
 お値段もお手頃なものが多いですから、ぜひチェックしてみてくださいね。

 TRISH-TRION
 P:080-6165-5157
 〒650-0024 神戸市中央区海岸通3-1-14
 12:00〜19:00
 水曜定休

 ネットショップはこちらからどうぞ TRION Net SHOP
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月18日 (月)

元町一番街の水曜市

Photo
 知っている人は知ってる。でも知らない人は知らない・・・ ってわけで、今日は元町商店街で、月に一回行われているイベントをご紹介します。
 実はですね。毎度この商店街を通ってギャラリーPAXREXに通っているけいママ自身が、このイベントをつい最近まで知らなかったのであります。その理由は開催日が水曜日で、PAXREXの定休日と重なるからであります。存在を知ってからも、「わざわざこのために出掛けるのもなあ〜」って思っていましたが、「それでも出掛けようかな・・・」と、最近はハマっちまった! だって地産地消が叫ばれる中、エコじゃないですか。新鮮なものは美味しいじゃないですか。その上安いんだから言う事なし!
Photo_2 って、いったい何のイベント?  元町商店街・一番街の通りの真ん中にずらっと市が立ち、兵庫県内のさまざまな場所で穫れた、あるいは作られたモノが販売されます。野菜や、果物、お米などの農産物や、工芸品、ちょっと休憩がてらに食べたいアイスやクッキーなどもありますよ。
 で、この日のけいママの戦利品は?姫路夢前町産農場直送の新鮮たまご!「ぜひたまごかけご飯にして!」と、生産者は自信満々です。1パック200円なり。これ、美味しいです! けいママ、リピーターです。Photo_3それと今回始めて買いましたが、淡路島の「ナルトオレンジようかん」。和菓子ですが、しっかり濃厚な果汁が洋菓子を思わせるオススメスイーツ。
 他にも兵庫県と言えばタマネギ? いったいどのお店で買おうか、迷ってしまいますが、2度も3度も通りを行きつ戻りつして、お店の人といろいろ話して選ぶのも楽しい。お米の計り売りもありますからね。スーパーでは味わえない買い物の醍醐味を味わえます。
 初夏を迎えたこの季節にも、日射しをさえぎってくれるアーケードがあるから問題なし。月に一度はお買い物袋を提げて元ブラをぜひ!
 元町一番街の水曜市、次回の開催は6月20日水曜日です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 6日 (金)

栄町っぽい新店をご紹介

Zwei
 おなじみ栄町の「乙仲通り」・・・ギャラリーPAXREXを出て西へ西へ。ロータリーを渡ってさらに西。
けいママお気に入りのチャイニーズ・カフェ『明楓』で、ランチを済ませた後、ふと見ると、お隣に新店がオープンしておりました! これはぜひともチェックせねばなりませぬ。
 それにしても看板に書かれたサイフ・パスケースetcは、いいとして「おと・こ・もの」とは、これ如何に? 何でおとこもの?
 店主曰く「いやあ、女の人がどんなん欲しがるか、わかりませんねん。男物やったら、自分が欲しいなと思うもの置いたらええなと・・・」。Photo_2
 なるほど。しかしいきなり目に飛び込んで来たサイフは何ともカラフルで、別にこれ、おとこものってわけでもないやん? 聞けばドイツ製でブランド名は「ZWEI(ツヴァイ)」。高品質のシティバイクメーカーと、一流のデザインオフィスが手を組んで立ち上げたブランドだそう。と、けいママのお連れの女性はたちまち心惹かれてお買い上げ! 彼女が即決した理由は、機能性、デザイン製の秀逸さ。そして何より出会っちまった!・・・ 春の足音が聞こえる栄町の、いかにも栄町っぽい店の、栄町っぽい店主のセレクト品に。
Photo 「脱サラで始めたんですけど。まあ自分の好きなことして、ギリギリでも食べていけたらそれでいいと思ってね」。
 いやいや、ご主人、なかなかの眼力ではありませんか。「ZWEI」の他にも、小紋生地を使った財布は、粋でオシャレで、外国の方にプレゼントしたら大喜びされそう。また世界中でブレイクしているというマネークリップ(お金だけでなく、近頃では必須のカード類も挟めます)や、ありそうでなかなか見つけられない上質の皮の小物類。オープンして間もないということで、それほど品数は多くありませんが、ありきたりではないサイフや小物をお探しの方、ぜひのぞいて見てくださいね。男女問わず楽しめます。選べます!Photo_4
 ところで店名の『S・Y・N』って、どういう意味だろ? 何かの略? あるいは普通に読むの?う〜ん、気になってきた。また行かなきゃ!

 S・ Y・ N
 Tel&Fax 078-351-2117
 〒650-0023 神戸市中央区栄町通5-1-1
 サンシティ栄町205
 12:00〜20:00
 定休日 水曜日

  ※取扱い商品メーカーの一つである「KOMOMHIROSE」は創業大正7年。
 4代に渡って「江戸小紋」を染め続けた老舗が新たな挑戦として立ち上げたブランド。
 その伝統的な美しさは秀逸です。
 ブログにてサイフも紹介されていますから覗いて見て下さい。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月31日 (火)

神戸・元町のTFBR

Tfbr
 TFBRって、何のこと? 何でしょうね。何だろな? 神戸・元町にお買い物に来られたら、ぜひとも足を運んでいただきたいお店なんですけど。
 TFBRは、神戸福興バトンリレーの略。東北から福を興し日本全国へバトンして行こうという理念の元に、神戸・元町にオープンしたアンテナショップです。東北を長期に渡って支援したいという神戸の有志の方々が立ち上げて、昨年オープン。テレビでも何度も紹介されて話題になっています。Photo
 東北地方・・・ ン十年生きてきて、何と未だそこに足を踏み入れたことのないけいママですが、そのうち行きたいなと思っていました。もちろん観光で、です。 美しい景色を満喫し、お風呂に入り、美味しいモノを一杯食べて、溢れんばかりのお土産を買いたいなって。あの未曾有の災害が無ければ、九州や四国や、他の日本の地域と同じように、行ってみたい場所の一つに過ぎなかったでしょう。
 でも、今や神戸と東北は固い絆で結ばれていますよね。共に天変地異を経験した者同士!だから、だから重ね合わせてみたい。何が復興に繋がるのか。どういうやり方がいいのか。
Photo_2 TFBRには、東北地方の美味しいモノが溢れています。世界に誇る日本酒、おつまみにピッタリの牛タンジャーキーから、古くから伝わる数々の名産品、リンゴジュースや甘いものなど、何とその数120種!先祖から伝わってきた豊かな食文化は、決して絶えないはず。知れば知るほど奥深いはず。
 東北の皆さんはきっとこれからも、美味しいモノをいっぱい作ってくださるはず。それを買って、食べて幸せになる人たちが居る限り。
 寒空の中、あちらこちらでセールたけなわ! 元町にお買い物に来られた際には、ぜひTFBRにも足を運んでくださいませ。商店街を北側に一本入ったところ、郵便局のお隣ですよ。
 この時期の売れ筋はやはり麺類だそうですが、けいママ一押しは「厚焼き鍋っ子せんべい」! しっかりした歯ごたえがたまりませぬ。写真を撮らせていただいたこの日は、残念ながら売り切れていました。
 セールでいろいろゲットした後は、東北の名産を買い込んで、それを作ってくださった皆さんに感謝の気持ちをささげ、美味しくいただきましょうね。

 TFBR 東北福興バトンリレー 神戸元町店
 Tel 078-333-3317
 〒650-0022 神戸市中央区元町通1-8-14
 (元町郵便局隣)
 11:00〜20:00

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月21日 (土)

摩耶山ふもとの"茶畑と茶室”

Photo  新緑が美しい今は、新茶の季節でもありますね。で、今日は先日摩耶山で見つけた茶畑と茶室をご紹介。ご存じない方、ちょっとした神戸の穴場ですぞ!
 神戸摩耶山は信仰の山、いくつかの登山道ルートがありますが、その中の一つ青谷道をゆらり登っていくと、突如山道沿いに現れる茶畑と、風にたなびく「お茶処」の旗。この存在を全く知らなかったけいママはビックリ!
Photo_2  実はここ、知る人ぞ知る神戸唯一のお茶畑だった・・・ 「神戸産のお茶を作りたいと、30年前に父が開いたんです」と、応対して下さった若主人。春日野道で「静香園」という名の茶舗も経営されています。
 それにしても洋菓子のイメージが強い神戸で日本茶?と思いきや、明治の頃神戸は茶葉の産地として有名だったんですって! 春日野道から王寺公園の辺りは一面の茶畑で、神戸港からの輸出第一位がお茶だったとお聞きして、またもやビックリしてしまいました。Photo_3 谷間で霧が発生しやすい上、砂地なので水はけもよく、静岡や宇治に負けない栽培環境だそうですよ。
 茶畑の中には、風が吹き抜ける気持ちの良さそうなお茶室があって、お菓子と一服のお茶を楽しむことが出来ます。そして八十八夜以降、茶畑は一般にも開放され茶摘み体験も可能。ただここで採れるお茶は、新茶の頃に全て売れてしまうそう。
Photo_4  というわけで、この日頂いたのは滋賀県で栽培されているという、長年親しまれてきた看板商品の『静香かりがね』。玉露系の茎が混じり、まったりとした甘み。ポットから何度もお湯を注ぎ、何杯も美味しく頂きました。お茶の合間におまんじゅうを頬張って辺りを見渡せば、何だか不思議な感じの別世界。2 バス道をちょっと離れて山に分け入るだけで、まるで遠い場所に旅行した気分になれます。
 初めてお邪魔したのは4月半ばでしたが、ウワっ!気が付いてみると八十八夜はもう過ぎてしまったぞ! 早く大人気の新茶をゲットしに行かなくては。そしてついでに摩耶山参り。美味しい食べ物があれば、ついつい吊られて出掛けますよね。

 茶室 静香亭
 神戸市灘区原田字小屋場大原
 Tel 078-222-0007
 神戸市バス2系統「青谷」バス停下車
 青谷川沿いの旧摩耶街道を徒歩20分
 不定休

 
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月18日 (金)

栄町でお買い物 その13

Amplop_2  夏の足音が近付くと、やっぱり欲しくなる夏のファッション、夏のインテリア。そんな時にけいママが決まって訪れる場所が乙仲通の「AMPLOP」。PAXREXと同じくビルの地下に位置するこの雑貨店には、世界各地からセレクトされたステキなグッズがたくさんありますよ。
 まずはけいママ一押しのゴム手袋を・・・。「はあ〜? けいママ、ゴム手袋ですか?」 そうです。太陽の日射しをいっぱい受けて夏に咲くヒマワリみたいな、きれいな黄色のゴム手袋です。Amplop_8 原産国はマレーシア。が、製造元はスウェーデン。 実に国際的ではありませんか。主婦として申し上げたいんですが、ゴム手袋はすぐに穴が空いたり、ゴムがカチコチになったり、サイズが合わなかったりと、なかなか「これだ!」という製品に巡り会えない製品の一つ。しかしこれはイケてます。オススメです。300円也!ぜひ!
 と、次にキッチングッズからオシャレグッズに目を転じましょう。Amplop_5 夏の定番と言えばかごバッグ。こんなんセレクトして持つだけで、夏のお出かけは楽しくなるはず。そして足下にはビーサン! お値段800円也のゴム製で、ちょっと押さえ気味の色がステキ。オーナー夫人も愛用されていて履き心地抜群だとか。お店の一押しです。
 さてかわいいお人形も発見。お腹の部分から何と布製のバッグを引き出してきて使えるという一石二鳥のアイデアもの。Amplop_7 それにしても何とも愛くるしい表情でしょう?色のセレクト、また組み合わせのセンスの良さ。作り手の優しい性格まで感じ取れる一品。「ふ〜む、孫でも居れば、プレゼントするんだけどな」と、ちょっと悩んだ一品でもあります、はい。
 と、ゲットして我が家に持ち帰った「AMPLOP」グッズ。Amplop 白いホーローのボールは何故だか取っ手付き。いったい何に使えばいいの? とっても悩む。今日は何故だか菊菜が入っている・・・。夕飯のおひたしになるまでのお部屋の飾り。取って付けた様な? いやいやなかなか、ステキな使い方でございません事?
 バリ島に本店を持つ「AMPLOP」は、オーナーさんがもちろんバリの事を知り尽くしています。雑貨選びをしながらのバリ談議も楽しいですよ♪

AMPLOP
Tel  078-331-5666
神戸市中央区栄町通2-1-2日東ビルB1
12:00〜19:00
月曜定休(月曜祝日の場合は翌日が休み)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月14日 (金)

栄町のリズム青果

Photo  栄町に八百屋さんがオープン。何で栄町に八百屋さん? いいじゃないか、八百屋さん。待ってました!八百屋さん。何で今まで無かったのか、八百屋さん。
Photo_2  場所は以前“かぜくさ便り”でご紹介した靴修理の店『くつラボ』のお隣・・・。お隣同士とっても仲良し。何で? そりゃ大事でしょ。靴の修理も野菜も。靴の修理を頼んで待っている間に野菜を買う。あるいは野菜を買いに来て、ついでに靴修理も頼む。あっは! 仲良しの理由は他にもあって、双方の店主にお尋ねあれ。
 さてさて八百屋さんですが、その名を「リズム青果」と申します。リズムと言えば楽器屋さん? いえ、リズムと言えば八百屋さんだ。色とりどりの野菜がリズムを刻む。お客もつられてリズムを刻む。鼻歌まじりで野菜を選んでいたら、店内に流れる音楽は?・・・むむっ! ジャズだあ〜! 店主曰く「ここはジャズが聴ける八百屋なんです」。
Photo_4   改めまして、ジャズ好きの若き店主のご紹介です。八百屋さんだから"草食系”? いえ、そないにあっさりしてない。野菜を語り出したら、熱い、熱い。目がらんらんと輝いて「巨人の星」の星飛雄馬君みたい・・・。ちょっとたとえが古かったかなあ〜。
 店主自らが市場で仕入れるモノ、あるいは産地直送モノ。こだわり野菜はどれもいい顔してる。店主に似てぴちぴち、つやつや。中でも地元神戸の野菜は当然新鮮だろが!ってけいママも一緒に熱くなってどうする?
 いや、思わず熱くなっちゃいました。この店で無類のトマト好きのけいママが「これだ!」と叫んだトマトに出会ってしまったものですから。「これ、美味しくないはずは無い!」。Photo_7 すると店主も「さすがけいママ、お目が高い! 生産者から仕入れている自信満々のトマトです」。これはもうしょっちゅうトマト調達に来なくてはなりませぬ。
 折しもかわいいワンちゃんを連れた若い女性が立ち寄って、このトマトを一個買って行かれました。「値段高めの一個売りもありますし、袋入りのリーズナブルなものも。いろいろな視点でいろいろセレクトして頂けるよう仕入れをしています」。なるほど、いいねえ、この真摯な姿勢。店主はやはり筋の通ったフキだろうか、セロリだろうか。
 それにしても野菜とは奥が深いもの。ただ今PAXREXで開催中の中田明写真展『彩色菜図』は、半分腐った野菜や、銅の粉やなんかでメイクした野菜がアートをしている。Photo_8 フォトグラファーの中田さんは、いつもどんな目で野菜を眺めているんだろうか? 神がこの世に与えし造形物は、それぞれに個性を放ち、そして我々の視点に、味覚に、感情に訴える。
 おいおい、けいママ、急がにゃ夕飯作る時間が無くなるぞ。ほんとだ! トマトの他にもいっぱい野菜や果物を買って帰路に着く夕暮れ。
  みなさま、栄町にお越しの際は、アート巡り、雑貨巡りを楽しんで、オシャレなカフェでお茶して、靴の修理を頼んで(超一級の腕前だぞ!)、それから野菜や果物を買って帰りましょう。これぞ栄町スタイル。ほっこりした町のほっこりした一日を、どうぞお楽しみあれ。

リズム青果
神戸市中央区海岸通4-4-11
Tel  090-1877-2946
10:00〜19:00(水曜定休)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧