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2023年2月24日 (金)

カラダ探し、って?

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 クラスメートに無視され孤独な日々を過ごす女子高生の明日香。ある日、幼い少女と校内で出会い「私のカラダを探して」と声をかけられる。高校にいるはずのない子の不気味な言葉。不思議な出来事に違和感を覚えつつ、いつも通りの一日を終えようとしていた。しかし午前0時を迎えた瞬間、気付くと彼女は深夜の学校に!

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 夜の学校には明日香のほかにクラスメートが5人いた。そこに全身が血に染まった少女の幽霊「赤い人」が現れて、次々と6人を惨殺していく。キャッチ―なタイトルにつられて観た学園ホラー、羽住英一郎監督が実写映画化した『カラダ探し』がメチャおもしろい。原作は話題を集めたケータイ小説。恐怖。悲鳴。血しぶき。絶叫。

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 目が覚めると、前日の朝に戻って生き返っている。そしてまた同じように残酷に殺される。そんな「今日」の繰り返し。死んでも死んでも殺される。この無限ループから抜け出す方法は、バラバラにされたカラダの部分を校内ですべて探し出すこと。6人は夜になったら学校に集まり、協力して赤い人と戦いながら、カラダ探しに奮闘。

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 共通の接点もなく、理由もわからず選ばれた6人の高校生。夜になったら、探し、闘い、殺される。しかし友情が芽生えた彼らは、昼間には青春映画かこれは、というリラックスしたシーンも。グロテスクの合間にちょっと笑えます。ただしうまくバラバラ死体を集め終わったら、全員その間の記憶が消えるという。ちょっと悲しい。

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 ビビりの私でもホラーシーンの怖さには徐々に慣れてくる。しかしエンドロールの後に、とんでもないシーンがありました。ネタバラシはしませんが、それが一番怖いかもしれません。出演者は橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香、神尾楓珠、醍醐虎汰朗、横田真悠。みんな個性的なキャラクターを血だらけで熱演していました。 

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