海の未来はダイジョーブ?
『 WITH OCEAN 未来の海を考えよう! 』 大丸神戸店のエスカレーター横 1F広場で、こんなコンセプトのディスプレイが楽しめます。厳しい暑さの中、つかの間の涼を感じる貴重なスポット。地球温暖化や海洋プラスチックごみなどの環境問題を考えて、美しい海を未来に残そうと発信する企画。海辺の町らしい展示です。
展示の目玉は、淀川テクニックさんの作品。よく見ると、カラフルな使い捨てライターや電気のプラグでできたサカナ。淀川さんは「瀬戸内国際芸術祭」の『宇野のチヌ』で有名ですよね。ポリバケツや洗剤のプラ容器など、作家がみずから集めた瀬戸内海の漂流物で作った巨大なオブジェ。宇野港の名物になっている。
今回の作品は、百貨店の店内というスペースの問題もあって、作品は宇野よりずっと小ぶりです。でも浜辺の石ころで構成したり、海で拾ったガラスを使ったり、それぞれ特徴があっておもしろい。カタチはどれもチヌ。きっといちばんサカナらしいからでしょうね。多くの人が行き交う百貨店での情報発信。とてもいいと思います。
下の方はサンゴ礁? えっ、ホンモノ? ダイジョーブなの? はい、きっと環境に悪影響のないモノに違いないと思います。地球温暖化で海水温度が上昇すると、現状あるサンゴは死滅すると言われている。しかし今はサンゴが育たない北の海が生育適地になって、新しいサンゴ礁ができるという。時間はかかりますが・・・。
| 固定リンク
「アート雑記」カテゴリの記事
- モアレにクラクラ(2023.10.03)
- 世界の街で草間彌生(2023.05.17)
- 海の未来はダイジョーブ?(2022.07.29)
- 絶景! 五色塚古墳(2022.06.11)
- おもしろキュビズム空間(2022.04.26)
コメント