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2022年6月 5日 (日)

美味しい料理とガンコ者

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 オーナーの命令でセラピーに通わされているケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、マンハッタンにある高級レストランの凄腕料理長。スコット・ヒックス監督による『幸せのレシピ』は、豪華な食材と美味しそうな料理があふれる厨房を舞台にしたロマンチック・コメディです。いい香りと立ちのぼる湯気まで感じられます。

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 自分にも他人にも厳しい完璧主義者のケイトは、部下とのコミュニケーションは悪いし、客とケンカをするしで、困った人なのです。誰に対しても心を開けないケイト。セラピーは必要です。いくら料理の達人でも、お友達にはしたくないタイプ。そんな彼女のもとへ、突然の交通事故で亡くなった姉の娘、9歳のゾーイがやってくる。

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 さあ大変。姪の引っ越しや、小学校の転校。子どもとの付き合い方が分からない彼女は大苦戦。数日ぶりに店に出てみると、知らないシェフがいる⁉ オーナーを問いただすと、新たに雇った副料理長だという。名前はニック。イタリアンの名手だった。頑固で神経質なケイトと違って、彼は陽気で社交的。まるで正反対の二人です。

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 何もかもが気に入らないケイトですが、料理は超一流。うずら、フォアグラ、ロブスター、舌平目、ムール貝、ヤギのチーズ、ラムラック、手長エビ、鴨、スズキ、黒と白のトリュフなど厳選した材料。テリーヌ、カルパッチョ、ビスク、タルタルステーキと、考え抜かれたメニューはゆるぎない。絶品サフランソースの隠し味にはコブミカン。

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 反感を募らせるケイトですが、おおらかなニックに徐々に心を開いていく。そして、あれよあれよという間にハッピーエンド。ゾーイも、ケイトも、ニックも、みんなが幸せになるレシピがありました。ちょっとイージー過ぎるストーリー展開ですが、まぁいいか。お店のスタッフ全員で賄を食べるシーンもグッド。ごちそうさまでした。

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