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2022年5月 2日 (月)

境峠のミズバショウ

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 我が松本市奈川と木曽郡木祖村との境界線にある標高1,480mの峠。その名もわかりやすく境峠。そこにある湿原でミズバショウの花が満開です。白い花に見えるのは、じつは花ではなくて葉の変形した苞。仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる。この中にある黄色いツブツブの円柱状が、小さな花がたくさん集まった花序。

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 ミズバショウはサトイモ科ミズバショウ属の多年草。夏になると葉が高さ80cm、幅30cmにも成長し、まさに芭蕉の葉のような大きさに。それが下を流れる水が見えなくなるほど、びっしり生い茂る。ミズバショウは雪が融けたあとに開花しますが、今年は三月に入ってから暖かい日が多かったので、いつもより開花が早い。

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 ここ境峠の湿原は、周りにミズナラやブナなどの広葉樹やヤナギの仲間、カラマツやシラビソなどの針葉樹が自生。クマザサもたくさん見かけます。自然のままの豊かな植生の中で、サクラと同じころに咲き始め、樹々の芽吹きと共に春を祝福するかのごときミズバショウ。バードウオッチャーの姿も見かける季節になりました。

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