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2022年1月10日 (月)

西洋絵画、500年の歴史

   Met

 初期ルネサンスからポスト印象派まで、THE METが所蔵する巨匠たちの名画65点がやってきました。ヨーロッパ絵画部門の展示館が現在改修工事で閉鎖中のために実現した、またとない企画。NYではコレクションが膨大だから目星をつけた作品を駆け足で観ることになる。それでも目指す作品を見損なうほど広い。

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 今回は2500点以上からMETが選んでくれたおすすめ展覧会。西洋絵画の歴史を概観するのにこれ以上ない機会です。展示は、Ⅰ「信仰とルネサンス」、Ⅱ「絶対主義と啓蒙主義の時代」、Ⅲ「革命と人々のための芸術」の3部構成。美術は誰のものか?という本質が、バロックや印象派などの専門用語よりわかりやすい。

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 第1部ではフラ・アンジェリコ、ギルランダイオ、ラファエロ、フィリッポ・リッピ。クラーナハ、エル・グレコ、ティツィアーノなどの作品が。美術が教会と神様から人間のものへと向かう過程が見て取れる。第2部はルーベンス、ベラスケス、ムリーリョ、カラヴァッジョ、ラ・トゥール、フェルメール、レンブラントなど、強い王権の時代。

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 そして第3部は、革命と市民の時代へ。ターナー、クールベ、カミーユ・コロー、ゴヤ、マネ、ルノワール、ドガ。シスレー。そしてモネ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ。名前を挙げただけでアタマががくらくら顔ぶれです。この後、現代までは大衆の時代。美術館の所蔵や研究の役割もメトロポリタンからMoMAへと変わることになります。

メトロポリタン美術館展
 ―西洋絵画の500年ー
~2022年1月16日(日)まで
大阪市立美術館

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