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2021年10月21日 (木)

ダイアナ妃がミュージカルに

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 世界中で愛されたダイアナ妃の愛と苦悩の人生を描いた『ダイアナ:ザ・ミュージカル』。2020年3月、ブロードウェイのロングエーカー劇場で始まったプレビュー公演が、コロナで中断。この11月2日からプレビュー再開、そして11月17日から公式オープニングを迎える作品の、クリストファー・アシュレイ監督による映像版です。

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 撮影はコロナ禍で行われたという。舞台の開幕前に配信されるのは異例で、ブロードウェイ初の試みだそうだ。製作者とNetflixの間でビジネス上の合意に至った結果、この作品をいま鑑賞できる幸運を喜びましょう。1961年生まれ。1981年ロイヤルウエディング。1997年パリで事故死。波乱の人生を送った女性の真実です。

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 ダイアナは19歳でチャールズ皇太子と婚約し、一夜にしてチョー有名人に。パパラッチとゴシップジャーナリストに追いかけられる日々は、文字通り死ぬ瞬間まで続く。それは国民的人気が高ければ高いほど逃れられない宿命かもしれないが、若い女性には厳しい。ストレスからくる過食症に悩まされ、自傷行為にまで至る。

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 このお話の主な登場人物は、ダイアナ、チャールズ、エリザベス女王、チャールズの永年の愛人・カミラ夫人。王室の伝統としきたりでがんじがらめにされ、監獄に入れられたような自由のない生活。しかも「この結婚生活には3人の人間がいたのです。少し窮屈すぎますね」と、後に彼女がV番組で述べたような家庭環境でした。

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 家庭では得られない愛を、他者への愛で埋めようとしたのか。彼女はさまざまな慈善活動に情熱を注いだ。エイズ撲滅運動。ハンセン病支援活動。地雷除去活動などなど。財政支援だけではなく、エイズ患者を抱きしめたり、アンゴラの地雷原を歩いたり、自ら実践することで世間の関心を集め、偏見をなくし、活動を支えた。

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 控えめな優しい笑顔が広く愛されたダイアナ。ファッションセンスと行動力で、永遠に記憶に残り続けるプリンセス。この作品では、彼女のいい面も悪い面も描いて、愛と自由を求めた女性の真実に迫ろうとしている。それにしても英国の王族も日本の皇族も、不自由そう。庶民の素直な感想です。主演はジーナ・デ・ヴァール。

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