野菜畑とハーブ園
光も、風も、高原はもうすっかり秋。おいしくいただいてきた夏野菜の収穫も終わりに近づいてきました。振り返れば、予期せぬ天候不順や作付け計画の甘さ。反省することの多さに驚きながらも、収穫できる喜びは格別です。そして無知な素人ならではの無謀かもしれないチャレンジ、ユニークな野菜を次にご紹介しましょう。
今年植えて収穫は来年、という2年生のアーティチョーク。イタリアではカルチョフィ。日本では朝鮮アザミ。いまの背丈は膝上ぐらい。来年には人間の背丈ぐらいに育ってくれるでしょう。そしてアザミの親玉のような美しい薄紫色の花が咲き、待望の実ができる。ギザギザの大きな葉は、すでに大物の風格があります。
トスカーナでよく食べられるカーボロネロ(黒キャベツ)。日本のキャベツと違って結球しない。葉も硬くてしっかりした歯ごたえです。煮崩れしにくいため煮込み料理でよく使う。本来は冬から春先が収穫期。でもその時期は雪に覆われるので、春に植えて夏場に食べることに。これもアブラナ科なので虫に好まれ穴だらけです。
ミント、セージ、レモンバーム、マージョラム、タイム、カモミール、ディル、バジル、イタリアンパセリなど、露地植えのハーブ類も重宝します。肉や魚のソテー、シチュー、サラダ・・・と、いろんな料理に使うのはもちろん、ハーブティーやケーキにもなくてはならない素材。大地のエネルギーをたっぷりいただきました。
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