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2020年12月20日 (日)

スパイダーマンがいっぱい!

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 アカデミー賞やゴールデングローブ賞など、賞を総なめにした2018年の傑作アニメ『SPIDER・MAN   INTO THE SPIDER-VERSE (スパイダーマン:スパイダーバース)』がメチャおもしろい。劇場公開時になぜ見なかったのか後悔しています。ディズニーや日本のアニメから、大きくステップアップした革命的な表現。驚きの連続です。

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 ブルックリンの黒人少年マイルス・モラレスが、クモに刺されてスパイダーマンの能力を獲得するところから話は始まる。舞台は多次元世界のNY。時空が歪められる危機から宇宙を救うため、異なる次元のスパイダーマンが6人も集まってくる。いつものピーター・パーカーはもちろん、異次元に生きるピーターBやモノクロの影。

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 超カッコいい金髪の女の子、スパイダー・グェン。手塚治虫のヒョウタンツギそっくりのスパイダー・ハム。ちびまる子かチコちゃんかと見える日本アニメキャラのペニー・パーカー(なんと日本語をしゃべります)。それにモラレス少年の新米スパイダーマン。まったくスタイルの違う多様なキャラクターが違和感なく共存だ。スゴイ!

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 線画、ドット、立体アニメなどあらゆる技術を駆使して、アメコミをそのままスクリーンに再現したような画面に仕上げた演出は見事です。AAAAAAAAAとかBOOOMとか効果音を文字で入れたり、ブレや揺らぎを表現したり。まさにページをめくりながらコミックを楽しむ感じ。ヒップホップの音楽もテンポのいい展開にぴったりです。

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 『誰でもマスクをかぶってヒーローになれる』 ごくフツーの黒人少年が一人前のスパイダーマンになる成長物語。父と息子の葛藤と和解。家族の絆。よくあるテーマですが、とても素直に受け入れることがでる。最後の『困っている人を迷わず助けられる人こそ真のスーパーヒーローだ』という言葉にジーンときました。

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 メイおばさんやメリー・ジェーンも出てきてファンを喜ばせてくれる脚本、演出。そして先ほども触れた手塚治虫や日本アニメのキャラ、ディズニーやピクサーのトーン。世界のアニメーションやコミックス、マンガの歴史をリスペクトする姿勢が、さまざまなシーンやセリフからうかがえる。そんな製作者たちのアニメ愛にも拍手!!!!

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