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2020年9月 7日 (月)

永遠の、オズの魔法使い


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 主題歌「虹の彼方に Somewhere Over The Rainbow」で有名な、歴史的名作ミュージカル『オズの魔法使い』。ライマン・フランク・ボーム原作の児童文学を1939年にヴィクター・フレミング監督が映画化したファンタジー。フレミング監督は同じ年に『風と共に去りぬ』も作っています。すごい人なんですね。ちなみに日本での公開は、戦争が終わってからの1954年。不自由な時代だったのですね。

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 冒頭部とラストをモノトーンのセピア色で、魔法の国のパートは鮮やかなカラーで表現。まだ極めて珍しかったカラーフィルムを効果的に使って、現実の生活(カンザス)と、夢の中(オズ)の出来事を見事に描き分けている。特撮や特殊メイクなどを当時の最先端技術を駆使した映像は、後の映画界に大きな影響を与えました。

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 ドロシーと冒険の旅を続ける仲間は、脳が欲しいカカシ、心が欲しいブリキ人形、勇気が欲しいライオン。彼らが助け合いながら苦難を乗り越え、ともに成長していくストーリーは永遠の定番。また「There's no place like home. お家が一番だわ」というセリフに代表される、幸せは身近なところにあるというテーマも不滅です。

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 ジュディー・ガーランドは、この作品で一躍国民的スターに。しかし薬物中毒と神経症に悩まされ自殺未遂を繰り返す。そして47歳にして滞在先のロンドンのホテルで死亡。若くして得た名声と破滅的な人生。彼女の知られざる苦悩にフォーカスした映画『ジュディ 虹の彼方に』が、レネー・ゼルウィガー主演で昨年公開されました。

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