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2020年1月15日 (水)

138億光年をめざす旅

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 太古の昔から天は憧れに満ちたところだった。宗教的な意味合いでも、ロマンの対象としても。それがサイエンスの発展によって、少しずつ興味のポイントが変わってきました。たとえば、宇宙に果てはあるのか? 地球以外の天体に生命はいるのか? NASAアメリカ航空宇宙局が誕生して60年余り。いま明石の市立文化博物館で『138億年 宇宙の旅』という展覧会が開かれている。

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 NASAの活動によって得られた画像を中心に、117点の写真パネルを展示。ー驚異の美しさで迫る宇宙観測のパイオニアー とサブタイトルにあるように、地球や太陽の成り立ちや銀河や宇宙の探求のためにつぎ込まれた最先端の理論と技術の成果です。日の出ならぬ、地球の出。燃えさかる太陽。逆光で見る土星の環。冥王星の平原。視点が変わると、想像を絶するものが見えてくる。

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 アポロ計画、スペースシャトル計画、宇宙ステーション計画。ボイジャーやカッシーニ惑星探査機、さまざまな観測衛星。そしてハッブル宇宙望遠鏡。ガリレオが自作の望遠鏡で木星の衛星を発見してから400年。人類はずいぶん遠くまで見通せるようになったものだ。そしていまも宇宙は膨張を続けている。現在私たちが見ている遠くの星雲は100億年以上前の姿だなんて、頭がクラクラする。

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 つい先日までは宇宙空間は何もなく、死と闇の世界だ、と思われていた。それが、どうだ。この圧倒的な美しさ。とどまることなく変化し続ける躍動美。星も銀河も星雲も、まるで生命があるかのように寿命が来たら消滅し、また新たに誕生する。宇宙生成の謎はいまだ謎のままだが、リアルでビューティフルな存在として私たちを魅了し続ける。ますます加速する科学技術の進歩に期待しましょう。

138億光年 宇宙の旅
ー 驚異の美しさで迫る宇宙観測のフロンティア ー
2019年12月21日(土)~2020年2月2日(日)
明石市立文化博物館
 

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