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2019年11月21日 (木)

プッチーニ最後のオペラ

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 オペラシーズンが始まりました。METのライブビューイング、2019ー20シーズンのスタートはプッチーニ最後のオペラ『トゥーランドット』です。上演された10月12日はルチアーノ・パヴァロッティの誕生日だそうだ。カラフ王子役のユシフ・エイヴァゾフが幕間インタビューで話していた。アゼルバイジャンで育った少年時代のアイドルがパヴァロッティ、それを思いながら「誰も寝てはならぬ」を歌います、と。2006年トリノ冬季オリンピックの開会式でパヴァロッティが歌ったことでも有名です。荒川静香さんの金メダルも。

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 プッチーニの東洋趣味が生み出した、古代中国を舞台にした冷酷な美貌の姫君と流浪の王子の物語。演出は巨匠フランコ・ゼフィレッリ。METでは1987年の初演以来、再演が繰り返される伝説のプロダクションで、この公演は今年6月に亡くなった彼に捧げられている。綿密に資料を研究した美術とコスチューム。舞台上で群衆を操るスペクタクルな要素。正統的で華やかな演出は『トゥーランドット』のスタンダードになっている。

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 指揮はMET音楽監督のヤニック・ネゼ=セガン。そしてトゥーランドット姫をクリスティーン・ガーキー。カラフ王子をユシフ・エイヴァゾフ。召使いリューをエレオノーラ・ブラット。カラフ王子の父ティムールをジェイムズ・モリスが演じる豪華なキャスト。大衆迎合的過ぎると批判されることもあるプッチーニを、有無を言わせぬ圧倒的なパッションと絢爛さで堪能させてくれます。さすがMET!

 

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