サンセベリアの花
なんでも空気清浄効果があるということで話題になった観葉植物が、サンセベリア、あるいはサンスベリア。学名がSansevieria trifasciataですから、どちらの呼び名も正しい。ちょっとした発音の違い。通称トラノオとも呼ばれるこの植物、明治の中ほどから末に日本に持ち込まれたそうだ。たしかに葉っぱに黒いヨコシマが入ってトラの尾っぽのようです。色はちょっと違うけど。
アフリカ原産のこの多年草は暑さや乾燥に強く、都市生活者のグリーンとしては手間はいらないし、涼しげな風情があるしで、10数年前に大ブレークしました。我が家にやって来たのもそのころ。多肉植物なので、水やりも週に一度で十分。さらに冬場は水を与えない方がいい、と手がかからないのが取り柄です。
それがこの朝気付いたんだけれど、花が咲いているのです。目立たないちっちゃなうす緑か白かという淡い色の花。まだこれからもっと開くのかもしれませんが、10数年で初めてのこと。あわてて写真を撮ってブログにアップしたという次第。これはリュウゼツラン科ともスズラン亜科とも分類されているようだ。植物の分類は難しく、どの植物も20年前とはずいぶん違う振り分けになっていたりする。これもつねに研究が進んでいる証でしょう。
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