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2019年8月 7日 (水)

サボテンのトゲの不思議

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 なぜサボテンにはトゲがあるのだろう? 自分の身を守る? 敵を攻撃する? 結論から言えば、それらいろんな意味があるようです。刺さると抜けにくいトゲ。そもそも刺さりにくいトゲ。深く刺さって引き抜くと本体とは別の場所に落ち生息範囲を広げるトゲ。そのうちトゲは霧に含まれる水分を集めたり、温度を調節したりという環境に適応するための切り札になったという。おもしろい! 動物も植物もそれぞれの環境に順応しながら生き延びるのですね。

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 最近、六甲の我が家にご縁があってキンシャチという種類のサボテンがやってきました。30歳ぐらいで直径40cm、高さ50cm、硬い硬いトゲを持っている。これは長野県産。知らなかったけれど長野県は日本有数のサボテンの産地らしい。昼と夜の寒暖差が栽培に適しているという。もっと暑いところが生育適地か、と思っていたけれど意外でした。そしてサボテンは幾何学的な美しさと変わった生態で、熱狂的な愛好家がいることでも有名ですが、身近で観てみるとナットクです。

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 サボテンって南北アメリカの砂漠のような乾燥地帯に生えながら、かなり長生きするようです。温帯の日本に住んでいる者の常識とはかけ離れていますよね。植物ってたっぷりの水と光を浴びてで生きていると信じていたのに! サボテンの故郷、アリゾナやニューメキシコは光はたっぷりあるでしょうが、ほんの少ししか雨が降らない乾燥気候。そんな土地だから成長が遅く、ゆっくりゆっくり人生(?)を歩むから逆に長生きするのかもしれません。

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 またトゲの話に戻りますが、硬いトゲは葉っぱにあたる。そして球形の部分が幹。やはりユニークな植物です。さらに驚くのは、サボテンのトゲがレコードプレーヤーの針にも使われているというじゃないですか。鉄の針ほどレコードをいためず、竹の針よりすり減りにくい。で、一部のマニアから高く評価されているそうな。サボテンもサボテンだけど、こんな変わった活用法を考える人間も、ヘンな度合いでは負けてまへんなぁ。

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