これぞディズニー!のアラジン
このところ「美女と野獣」や「ダンボ」など過去の名作アニメの実写映画化で大成功をおさめているいるディズニー。今度はガイ・リッチー監督で「アラジン」です。ファミリー層に向けたエンターテインメント。子どもにも大人にも夢と希望を与えてくれるディズニー精神。それらが最もよく表れているのが、このアラジンと魔法のランプをもとにした今回の映画だと思います。
エキゾチックで絢爛豪華なアラビアンナイトの世界を、実写ならではのスケールと映像美でうまく表現している。猥雑だけど活気ある市場のにぎわい。生あたたかい夜の空気。アニメでは表現が難しい奥行きやリアリティを、ディテールまでまでこだわった撮影、美術、コスチューム、音楽で生み出しています。期待をはるかに超えた出来。
ランプの魔人ジーニーを演じるウィル・スミスが素晴らしい。ダンス、歌、演技。どれも超一級。ハチャメチャな過剰演技も、しっとり心にしみいるシーンも、カッコよすぎるじゃないか、と言いたくなる。おまけでアラジンを手助けしてやるジーニーと、最後3つ目の願いで魔人に自由を与えるアラジンの友情。子どもだましとバカにできない、都感動的な映画に仕上がっています。
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