サグラダファニリアの進展状況
ガウディ没後100年の2026年完成予定、と聞いてもまだホントかなと半信半疑だったのが5年前。それが3年前には見違えるように工事が進んでいて、今回ハッキリと確信に変わりました。この加速度的な工事のスピードアップは驚くべきものです。
後陣のマリアの塔はすでに高さ130mの半分ほどが姿を現している。北側に回り込むと、すでにある塔とは全く違う圧倒的なボリュームに、驚かされます。高さ172.5mになるイエスの塔も、見えないけれど基部の建設はもう始まっているそうだ。
いちばん高く、いちばん大きくそびえる予定の主塔イエスの塔を囲むように作られる4本の塔。これらはそれぞれマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4人の福音書記者を表すのですが、工事中の下部が少しずつ見えてきている。
12使徒を表す鐘楼は、いちばん早く完成した誕生の門の4本と西側の受難の門の4本ができている。しかし正門となる南側の栄光の門、こちらは4本の塔はもちろん、ファサードの大まかな姿すらわからない。今はガラスの大きな壁面が見えるのみ。とても違和感があるが、これは仮の姿。
生誕の門と受難の門の鐘楼は、98mを左右に、107mの2本が中側に立っている。だから現在目にすることができる高い塔は、この107mのもの。2026年の完成時には想像を絶する建造物が出現するのは間違いない。あと8年しかないのだけど、ほんとうに凄いのはこれからだ。
| 固定リンク
「アート雑記」カテゴリの記事
- フジモリ建築を体験する(2019.11.27)
- ガウディが求める光(2018.10.15)
- コロニア・グエル教会から始まった(2018.10.12)
- サグラダファニリアの進展状況(2018.10.08)
- ジャパングラフ、7号は沖縄(2017.06.29)
コメント