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2018年9月 2日 (日)

時空を超えて絶景へ至る

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 長いトンネルを抜けると、そこは絶景だった! これは越後妻有アートトリエンナーレ2018のマ・ヤンソン/ MADアーキテクトによる「ライトケーブ Light Cave」という作品です。大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレも7回目を迎えました。地域の歴史や文化に根差したアートを作る芸術祭も、始まってもう20年以上、地元の人々にも愛され支えられ、地域おこしに役立っているようです。

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 「ライトケーブ」がある清津峡は、黒部峡谷や大杉谷とともに日本三大峡谷の一つ。溶岩が冷えるときにできる柱状節理と呼ばれる地層で有名です。その断崖絶壁を間近に見ることができるトンネル全体をアート作品にして楽しませてくれる、未来的発想の不思議観光スポット。

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 トンネルは全長約750m。暗く狭い通路は緩やかに上り勾配で、オレンジやブルーの照明に照らされている。ブレードランナーの世界かエイリアンが出そうな空間か。目が慣れてくると天井に小さなブツブツのオブジェも貼り付けている場所もある。まるで天然の鍾乳洞を探検する気分です。

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 途中に三つの見晴所がある。長い坑道のあいだに横穴を掘って柱状節理の断崖をすぐそばでを眺められる見晴所。それぞれにアイデアが凝らされている。宇宙生命体の体内に入ったようなところ。まわりの景色が歪んで映り込む銀色の有機的なデザインのトイレは、内部から外の峡谷も眺められる。

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 トンネルのいちばん先にあるのはパノラマステーション。天井も高く横幅も広くなった大空間です。床には薄く湧水が貯められ、壁にはステンレス板が張られている。床にも壁にも、眼前の絶景が映り込み、天地の境がわからなくなる仕掛け。突端まで歩いていくと、大峡谷がバアーッと広がる。感動の絶景! 21世紀の新観光名所です。

大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2018

2018年7月29日(日)~9月17日(月)
新潟県十日町市・津南町

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