木崎湖畔のブックキャンプ
7月21日(土)と22日(日)の2日間、木崎湖のほとりでこんなイベントがありました。ALPS BOOK CAMPと alps book cafe。大自然のなかで本を楽しもう、という主旨で今年でもう5年目だそうです。涼しい風が吹く水辺でしかも松林が作る木陰の効果。猛暑の季節だけれど、熱中症の心配もなく気持ちよく過ごせました。
松林の中のキャンプ場に、テントや販売用の専用車などで100店あまりが出店している。本屋さんや雑貨屋さん、木工作家や染織作家、アウトドアギアやアンティークの店。あとジャンル分けがなじまないトラベル関連のグッズやイラストレーターや詩人がユニークな表現物を出したり、見ていて飽きないブースばかり。買い過ぎを抑えるのに苦労しますぞ。
もちろんドリンクやフーズの店もたくさん出ている。しかもどの店もかなりクオリティが高い。こだわりのパンやマフィン、ビオワインやクラフトビール、タンドリーチキンやお総菜。少しずつ飲んでつまんで、いい気分になります。いま流行りのコーヒーでは何店もが焙煎や淹れる技、そして豆を選ぶ目を競っている。
出店している人たちは、地元の松本や安曇野などだけではない。仙台や下北沢、山梨や高崎からこの企画に賛同してやって来ているそうだ。お客さんも全国各地から。駐車場に停められたクルマを見ても、はるばる遠方から訪れているのがよくわかる。だから特設ステージでのライブ演奏や映画上映など、キャンプの夜も楽しめる企画がたっぷりと用意されている。
そして何と言っても子どもたちの楽しみは水遊び。ここなら海のように大きい波は立たないし、潮流もない。親も安心して遊ばせられる。第二会場へはモーターボートでの送迎(有料)が楽しそう。夏の信州、北アルプス山麓のアルプス ブックキャンプ。この場所ならではの魅力をいっぱい盛り込んだ、おもしろいイベント企画だと思います。
ALPS BOOK CAMP 2018
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