« 木蘇皮プロジェクトとは | トップページ | 世界でいちばん長い並木道 »

2018年6月25日 (月)

梅雨に咲くクチナシの花

Photo
 今年は梅雨らしい天気が続きますね。わずかに日差しが出た梅雨の晴れ間に、マンションの敷地に咲いているクチナシを撮影しました。ガーデニアとも呼ばれるアカネ科の常緑低木。学名はGardenia jasminoidesで、西南日本から台湾、中国、インドシナ半島に分布するそうだ。亜熱帯から熱帯にかけて自生する植物なので、寒さには弱い。植えられているのは野生種ではなく園芸品種のオオヤエクチナシ。

Photo_2
 クチナシは甘い香りがあたりに漂うので、おっ花が咲いたな、と気づく。春先のジンチョウゲ、秋のキンモクセイとともに独特な芳香が特徴だ。有名な香水にも使われているという。英国でケープジャスミンと呼ばれるそうだが、よくわかります。花のない時期もツヤツヤした濃い緑の葉が美しい。しっかり厚みもあり葉脈もはっきりくっきり見えて、まさに照葉樹林帯の木、という感じ。
  
Photo_3
 白い花のベルベットのような質感は、ちょっとモクレンに似ている。次々と花が咲くので、ツボミから茶色く枯れたものまで同時に見られる。それは便利なようでもあるけど、汚く感じられることも。またクチナシは秋には赤黄色い実がなって、これから抽出された色素が、たくあんや栗きんとんやラーメンの麺の天然着色料に使われている。けっこう身近な植物だったのだ。もっとも園芸品種のヤエクチナシには残念ながら実がならないそうで。

|

« 木蘇皮プロジェクトとは | トップページ | 世界でいちばん長い並木道 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/180264/66857207

この記事へのトラックバック一覧です: 梅雨に咲くクチナシの花:

« 木蘇皮プロジェクトとは | トップページ | 世界でいちばん長い並木道 »