ヒマラヤの青いケシが見頃!
ヒマラヤの高山地帯に咲く神秘的な青い花、メコノプシス・ベトニキフォリア Meconopsis Betonicifoliaが六甲高山植物園でいま見頃を迎えています。美しい、おもしろい、珍しい植物がいろいろ見られるここの植物園でも、いちばんのスターかもしれません。「ヒマラヤの青いケシ」、名前もロマンを感じますからね。
高さは60~70cm。思っていたより小柄です。標高の高いところに生えるので、あまり大きくなれないのでしょうか。花弁は基本的に4弁。まれに5弁や6弁のものもあるそうだ。花の時期が短いため、いままでは早すぎたり遅すぎたり、なかなかベストのタイミングで見に来ることができなかった。ところが今年はドンピシャ!大当たり!
栽培されているのは約1,000株。砂地と岩で高山の雰囲気を模したロックガーデンに、それはそれは見事に花開いている。予想以上に花が多いのだ。園内の温室で育てた苗を、毎年毎年この場所に植えるそうです。ご苦労さま。ケシに限らずどんな花でも見えないところでいろいろご苦労があるのでしょうが。
そしてこの一角は大スターを写真に収めようと、にわか撮影会場と化しておりました。立派なカメラを構え体勢を低くして一心不乱に神秘の花を狙う。皆さん根性がおありです。外へ出ると駐車場に観光バスが数台停車している。そりゃあ賑わうはずだ。開花情報をよく調べて来られるのでしょうね。ご苦労さまです。
六甲高山植物園
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