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2018年4月15日 (日)

ベルリンから来た魔笛

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 ベルリン・コーミッシェ・オーパーのモーツァルト「魔笛」を、兵庫県立芸術文化センターで観てきました。バリー・コスキーによる、いままで見たことがないユニークな新演出で楽しめました。美術は背後の壁に映し出される映像。このプロジェクションマッピングのようなサイケデリックな映像と歌手・出演者の動きが一体となった見事な舞台でした。

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 コスチュームは20世紀後半? つまり現代劇? 映像も切り絵や影絵を思わせる、わざと平面的な描き方でレトロな雰囲気をうまく表現している。「魔笛」はファンタジーだから、時代は特定できない架空の世界の物語になっているのが常道だ。いままで観たものは古代あるいは中世を思わせる演出がほとんどだった。今回の昭和レトロ(ヘンな表現?)な舞台は初めてだ。
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 ちょっとロシア・アヴァンギャルドやポップアートのようなセンスを散りばめた楽しくアートな「魔笛」。セリフがでっかく映し出されたりするのは、日本の劇画の影響か。いずれにしてもオペラの領域を大きく広げたのは確かだ。歌舞伎や狂言も、これをヒントにもっともっと可能性を追求してほしいと思いました。おなじ舞台芸術として、できることはいっぱいありそうです。

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