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2018年1月 7日 (日)

知らなかったよ!バーフバリ

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 今年最初に観た映画は、『バーフバリ 王の凱旋』。インド映画です。何も知らずに観に行ったのですが、じつは『バーフバリ 伝説誕生』の続編。エッ!? でも、ちゃんと前作のあらすじが、おさらい映像として組み込まれているので、ストーリーはよくわかりました。親切なつくりでございます。ちなみにバーフバリとは、強い腕を持つ男、という意味だそうです。

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 古代インド、三代にわたる壮大な王位継承物語。愛と復讐、正義と陰謀のドラマ。インド映画なので、歌も踊りもある。神話的叙事詩『マハーバーラタ』をベースにしたスペクタクル大作。予告編で「空前絶後」、「豪華絢爛」、「常識破壊」と大げさだけどありきたりの言い方を並べているので、ハデでお手軽な歴史アクション映画だと思っていた。だけど、なかなかどうして。これら最上級の言葉にいっさい誇張はない! 配給会社の担当者も、何と言えばいいかわからないほどのスゴさを感じたに違いありません。

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 思いついたアイデアはすべて使う、知っている撮影編集技術はすべて盛り込む。けれん味テンコ盛り! いくら何でもやりすぎでしょ!なアクション満載! とまあ!!!いっぱいの文章になってしまって。何と言えばいいのか、適切な言葉が出てこないのは私も同じ。あまりの超人ぶり、あまりの戦闘シーンに唖然とする連続で、もう笑うしかありません。Photo_3 しかし、古今東西普遍の人間ドラマもしっかり描かれていて、あきることはない。そこまでしなくっても、気恥ずかしいのでは、といった日本的美学を超越した情熱とサービス精神。
 もともと神話というのは、ギリシャでも日本でも北欧でも、英雄が活躍し、美しい恋愛があり、裏切りや復讐もあり、荒唐無稽なお話もある、そんな世界だ。Photo_4 そして人々は書物や壁画、彫刻や絵巻物で物語を伝えようと努力してきた。この作品はCGやVFXを駆使できる現代の映画こそが神話を伝える最上のメディアだ、という事実を証明しているようだ。規格外の過剰さが新しい映画のおもしろさを産み出したと思います。

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