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2017年10月28日 (土)

六甲山上アートの一発芸

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 今年も一発芸的インパクトで楽しませてくれる作品がいくつかあります。
 その1 松蔭女子中・高の美術部による『六甲ハイ・チーズ』。場所はカンツリーハウスの大芝生。白と黒の大きななカメラは六甲山牧場にいる乳牛ですね。角が生えてます。耳があります。足はちゃんと4本。横にまわると尻尾もあります。周りは白い柵で囲まれています。ここで記念撮影する人は、「はい! チーズ!」。これがお約束。ときどきこのまわりで松蔭の生徒たちがパフォーマンスをしているらしい。どんな妄想を抱いてるんだろ?

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 その2 ガーデンテラスの見晴らし台にある、伊藤圭一の『空を見てたら涙が出ちゃいました』。ほんとうに!大粒の涙がボロボロ流れて顔の下の地面は洪水状態です。上を向いてないから、涙はこぼれます。なにか悲しいことがあったのか、独りぼっちがつらいのか、雄大な風景に感動したのか。鑑賞者は後ろの階段から作品の目になって風景を眺めることができる。のぞいてみると涙でにじんで景色がぼやけていました。芸が細かい! 哀愁あふれる作品でした。

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 その3 井口雄介の『六甲富士』。カンツリーハウスの東の池に木材を組んで作った巨大なインスタレーションです。ワイヤーフレームCGの拡大版、富士山の構造をみているようでおもしろい。オレンジ色は朝焼けでしょうか? この池は釣り人がたくさんいます。逆さ富士を眺めながら釣り糸を垂れる。最高の気分でしょうね。ところが残念ながら釣り人はアートに関心ないみたい。釣れるかどうか、何が釣れるか、が問題だからね。富士山というとつい北斎を思い出してしまう。そんな日本文化の文脈と、観光の在り方を考えさせられました。

六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2017
2017年9月9日(土)~11月23日(木・祝)

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