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2017年8月 4日 (金)

愛しのエスプレッソ

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   黄金の円柱がそびえ立つ。そのてっぺんには羽を広げた鷲なのか、鷹なのか・・・ 格調高いこの物体は一体何なのでしょう?
 はい、松本にある大型ショッピングセンター「INOUE iCITY21」の中にある「キャラバンコーヒー」店内で遭遇した大型・業務用のエスプレッソマシンです。
 なんと、日本には今や3台しかないレトロなレア物のマシンだとか! 大きな買物袋を提げてふらりと立ち寄ったカフェで、ひょこっとお目にかかれるなんて! ラッキーです。
 もちろん製造元のイタリア国内でも、今ではもう滅多にお目にかかれない名器なのでしょう。
 このマシンがよく見れるカウンター席に陣取ってカフェを注文。サーブしてくださるスタッフの手元をまじまじと見つめる。と、心はイタリアに飛んで行く?
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   空前のコーヒーブームと言われる現在の日本ですが、主流はあくまでドリップコーヒー。でもイタリアではカフェと言えばエスプレッソコーヒーを意味します。大きな図体のおじさんがふらりとカフェに立ち寄り、カウンターに肘をついてバリスタに合図。するとすぐさま“あ・うん”の呼吸ですくっとマシンを操る・・・。イタリアでバリスタと言えば、それはもう大変な技術を要する職業です。お客さんの好みを熟知。だからこそ客は毎日のように同じカフェに通い、一杯のカフェをあっという間に飲み干し、満足感たっぷりに立ち去る・・・。またね!もちろん、明日も、いえ、ひょっとしたら今日の夕方、いえお昼も?
 イタリアの粋なカフェ文化を支えるマシン。エスプレッソツールの専門メーカーである「BEZZERA」(ベゼラ)は1901年にLuigi Bezzeraが、現在の全てのエスプレッソマシーンの原型となるコーヒーの急速抽出の技術を世界で初めて発明したことで知られる老舗メーカーだとか。今日でもミラノの熟練工によって製造され、世界中で高い評価を得ているそうです。
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   一方このお宝マシーンを所持しているキャラバンコーヒーもこれまた凄い!
 1928年に横浜で創業開始。日本人にとって全く新しい飲み物であったコーヒーを啓蒙し、販売していく長い道のりを「Caravan」と言う社名に込めたとか。決して早くはないけど、実直に堅実に進んで行こうと言う強い意思。
 コーヒーを心から愛して来た人々の深い想いが一杯のカップの中に。「有難うございました」と笑顔を向けてくれたスタッフに心の中で一言。「マシーンの洗浄や管理、きっと大変なのでしょうね。また必ず来ますから!このマシーンで美味しいカフェをまたお願いしますね!」

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