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2017年7月28日 (金)

通り抜けアートが気を浄化する

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 光の輪から霧が湧き出るジェームズ・タップスコットの作品『Arc ZERO』。勢いよく流れる清流にかかる石の太鼓橋は、仏崎観音寺への参道です。霧に包まれて幽玄な美を感じるだけではなく、光と霧のリングをくぐると少し改まった気分になるのです。俗世間と聖域を隔てる鳥居のような働きがあるのかもしれません。

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 こちら側とあちら側を結ぶ秘密の通路。タップスコットのこの作品をぜひ大町市の新しいパワースポットに認定しましょう。ここを通り抜けると世界の見え方が変わるかもしれません。それに暑い夏は涼しいミストとマイナスイオンで、元気をもらえてリフレッシュできますよ、きっと。

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 和紙でできているらしいでこぼこした赤いトンネル。食道を通り胃に向かう内視鏡の映像を思わせる大平由香理の作品『山の唄』。内臓に似てるといっても決してグロテスクではありません。ご安心ください。歩いていくと前方に明かりが見える。近づくと雪を頂いた山(北アルプスでしょうね)が描かれている。

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 そして赤色は淡くなり、出口に近い部分は真っ白になる。一面の雪世界か?あるいは純粋無垢な魂か? いずれにしても、このトンネルを通り抜けると浄化される。日常の汚れと精神のけがれを取り除いて、ピュアにリセットしてくれる。こんな風に考えるのは虫が良すぎるでしょうか。

北アルプス国際芸術祭
2017年6月4日(日)~7月30日(日)
 

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