奈川高原の春の食卓
奈川でのある晩の食卓。冬は雪に閉ざされていますが、春が訪れるといろんな山菜が芽吹き、私たち人間はその生命のほとばしりを頂戴します。そんなわけで、まず近所の友人からいただいたアスパラガスを、バターとオリーブオイルでササッとでソテーしてパルミジャーノを振りかけたもの。すごく柔らかくてみずみずしい春の香りがします。

そして山菜のアヒージョ。この皿もすべて貰いものを材料に。別の友人からウド、コシアブラ、コゴミ、シイタケをいただいたので作ってみました。ニンニクとトウガラシを効かせてパンチのある美味しさに仕上がりました。これならあく抜きなど山菜特有の下準備がいらない。指が真っ黒になることもないわけ。このオイルをバゲットにつけて食べると絶品です! ワインがすすみます!

発見したばかりの第二の自生地から摘んできたクレソンは、グレープフルーツと合わせてサラダに。とまぁほとんどお金をかけずに、なかなか内容のある山里の春の食卓が出来上がりました。豊かな自然からの贈り物を分けていただいた友人たちに感謝! この季節だけのほろ苦さやほの甘さを、今年も味わえた幸せをかみしめました。
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