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2017年5月 3日 (水)

マティスとルオーは終生の友

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 それぞれ20世紀を代表するフランスの画家、アンリ・マティスとジョルジュ・ルオー。若き日、国立美術学校のギュスターブ・モロー教室で出会って以来、創作の悩みを打ち明けたり、家庭の問題を相談したり、病気の治療法をアドバイスしたりしながら、死ぬまで友情を育み続けたとは知りませんでした。

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 あべのハルカス美術館で開催中の展覧会は、1906年からマティスが亡くなる前年の1953年まで交わされた二人の手紙がいくつも展示され、とても興味深い。二度の世界大戦をはさみ半世紀にわたる交流。創作の方向性は異なっても、お互いの芸術への深い敬意と信頼が伝わってくる。
 あまり見る機会がなかった初期の作品から、マティス『JAZZ』シリーズやルオーのキリスト教をテーマにした晩年の作品まで、約140点を見ることができる。予想以上に充実した展示でした。

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 そしてマティス最晩年の作品で、個人的には最高傑作だと思っているヴァンスにあるロザリオ礼拝堂が、映像で紹介されていた。建物から神父さんの礼拝用のコスチュームまで、すべてがマティスの作品。その礼拝堂のディテールを見ていると、10年ほど前に訪れたときの身体が震えるほどの感動がよみがえった。近いうちにもう一度行かなくては、と強く決意しました。「いつか」なんて言ってると、いつどうなるかわからない年齢になりましたからね。あ、そうそう、マティスでよく出てくるモティーフはワカメのような海藻かな、と思っていましたが、サボテンの一種なんですね。この映像で分かりました。

友情50年の物語
マティスとルオー
2017年4月4日(火)~5月28日(日)
あべのハルカス美術館

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