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2017年4月27日 (木)

天正遣欧少年使節の展覧会

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 1582年(天正10年)2月20日、長崎を出発。マカオ、マラッカ、インドのゴアを経由。喜望峰を回って、1584年8月10日、ポルトガルのリスボンに到着。2年半におよぶ長旅だ。当時13~14歳の伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノの遣欧使節団はマドリードやフィレンツェなど各地で熱烈な歓迎を受け、1585年3月23日ついにローマ教皇グレゴリウス13世に謁見がかなう。このとき教皇は感動の涙を流したと記録に残っている。
 プロテスタントとの戦いが続くなかで、カトリックの優越性を示したいローマ教会とイエズス会の思惑で企画された遣欧少年使節は、ヨーロッパ中に大きなインパクトを与えることに成功する。

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 神戸市立博物館で開催されている「天正遣欧少年使節がたどったイタリア 遥かなるルネサンス」展は、彼らの足跡をイタリアのルネサンス美術作品で浮かび上がらせようという企画。トスカーナ大公国、ヴェネツィア共和国、ローマ教皇領などの肖像画や貴石モザイク、メダルやタペストリー、ブロンズ像や甲冑、書籍や地図、陶器や磁器・・・計75点の展示だ。
 1590年、彼らが帰国したときはすでに豊臣秀吉がバテレン追放令を発布していた。彼らの後の人生は大きく揺らぐことになる。

遥かなるルネサンス
天正遣欧少年使節がたどったイタリア
2017年4月22日(土)~7月17日(月・祝)
神戸市立博物館

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