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2017年4月18日 (火)

Google Earthで見つけた故郷!

Lion
 「LION/ライオン~25年目のただいま~」 この感動的な映画は実話に基づいている。インドで迷子になった貧しい少年が、オーストラリア人の夫婦の養子になって無事成長する。そしてかすかな記憶をもとにグーグルアースを使って自分の故郷を探し出し、25年目に帰郷して生みの母に対面する。こう書くと、ストーリーは単純だ。しかしグーグルというツールがなかった時代なら、まったく不可能なことだった。

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 このお話がいいのは、迷子になる5歳までインドのスラム街で育つこの少年は、とても幸せだったこと。優しい母と兄の愛に包まれて、貧しいけれど楽しく満ち足りていた。そして養子に行ったオーストラリアの育ての父母が、これまた愛情深くとてもいい人だったこと。
 インドには行方不明の子供が8万人もいるそうだ。そこには幼児虐待、人身売買、児童労働など、様々な社会問題が存在する。そんななか幸運にも新しい道に進めた彼は、素直でいい人に育つ。

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 ここに登場する人たちは、みんないい人ばかりだ。それぞれがお互いを傷つけたくない、悲しませたくないと考え、悩み、行動する。生みの親と育ての親。どちらがどうと比較できないほど、どちらの愛も深い。ただ、それらは同じ愛ではない。そして彼は現代ならではのツールを使って故郷に帰る。そのグーグルアースが使えるようになるのは、迷子になってから25年目のことだった。
 ちなみに主演のデヴ・パテルは「スラム・ドッグ$ミリオネア」の少年。タイトルの『LION』の意味は映画の最後に明かされますので。

 

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