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2017年2月12日 (日)

ミュージアムロードを歩く

Sun_sister_2
 兵庫県立美術館から山手へ、BBプラザ美術館を通りJR灘駅を抜けて、横尾忠則現代美術館や原田の森ギャラリーがある王子公園までの道を、ミュージアムロードと呼んでいる。10年ほど前からだと思う。いやもっと前かな。沿道にはさまざまなアーティストのモニュメントが設置されているが、街を歩く人はあまり気付いていないようだ。それらの中から代表的な二つを紹介しましょう。

Photo_3
 まず県立美術館の海側に、ヤノベケンジの高さ6.1mの少女像「Sun Sister」が海に向かって立っている。阪神・淡路大震災から20年後の2015年に設置された。手には希望の象徴としての「輝く太陽」を持ち、大地にすっくと立っている。ヤノベの代表作「トラやん」の娘のようだ。コスチュームはまわりの光や風景を映しこんで、ピカピカと輝いている。愛称は公募で「なぎさ」ちゃんに決まったそうだ。

Pease_cracker
 もう一つはミュージアムロードの歩道に設置された椿昇の「PEASE CRACKER」。高さ4m、長さ8m、緑と赤のコントラストが強烈なオブジェです。サヤエンドウの怪獣か?宇宙からやって来たモンスターか? 足元には豆のカタチをしたベンチが。座れるんです。作品名のPEASEは、豆を意味する「PEAS」と平和を意味する「PEACE」をかけた造語。平和の破壊者を創り出して、逆説的に平和への願いを表現しているのでしょう。

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 県立美術館の屋根には巨大な「美かえる(ミカエル)」が乗っているし、阪神電車の岩屋駅はミカエル模様の派手なペインティングが施してあるし。ほかにも新宮晋や元永定正、渡辺豊重や中岡慎太郎の立体作品も見られるミュージアムロード。もう少し気候が良くなったら、ぜひ歩いてみてください。まだまだ新しい発見があるかもしれません。

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