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2017年1月10日 (火)

坂東玉三郎の阿古屋

No25s_akoya
 いまこれを演じられるのは坂東玉三郎だけ!とHPに書かれていた女形屈指の大役「阿古屋」。平家の武将・平景清の行方を調べるため引き立てられた恋人・阿古屋を取り調べる物語です。この役は舞、唄、芝居はもちろん、お琴、三味線、胡弓を演奏しなくてはならない。舞台なので生演奏です、もちろん。それにこの役はなんといっても美しくなければならない。そうなると気力、体力、演技力が最高のレベルで調和している現在の玉三郎をおいてほかにない。

Photo_3
 平成27年10月の歌舞伎座公演を記録したシネマ歌舞伎を観てきました。たしかに見事な舞台です。美しく華麗な姿に凛とした立ち居振る舞い。まさに独り舞台とはこんなことを言うのでしょうか。尾上菊之助や坂東亀三郎には申し訳ないのだが。Photo_4
 この作品には稽古風景や舞台裏の映像もたくさん紹介されている。それらを見ていると玉三郎は美しく華麗な役者であるだけでなく、演出も手掛け、まわりの共演者や囃子方をリードして独自の世界を創り上げる真のクリエイターだと思いました。女形という日本の演劇界が世界に誇る伝統と文化。玉三郎がいまそれを体現している。
 

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