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2016年12月 4日 (日)

PK、観てない人は読まないで

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 ネタばれの記述をしますので、この映画「PK」をまだご覧になってない方は、ここから先は読まないでくださいね。ゴメンナサイ。
 「神さまはどこにいるの?」 「どの神さまにお願いしたらいいの?」 神さまの捜索願を配っているヘンな青年は宇宙人。このインド映画にはまいりました。ポリウッド作品らしく、歌うし、踊るし。笑わせるし、泣かせるし・・・。社会派の重いテーマなのにエンターテインメント。SFファンタジーなのに抱腹絶倒コメディ。しかもラブストーリーですよ。近頃では長めの2時間半がアッという間に過ぎました。

Pk
 登場人物に「宗教問題はタブーだ」と言わせながら、宗教の欺瞞性を人気TV番組のネタに取り上げる、というヒネリのきいたストーリー展開。そして宗教も、民族も、国家も、社会通念も、いっさい知らない宇宙人の目から判断する、という絶妙の設定。よくもまあ宗教大国インドでこんな映画が作れたものだ。いや、宗教大国だからこそウケる!という確信があったのでしょう。世間の常識とのギャップを、とんでもない怪演で表現した主演アーミル・カーンに大拍手を送りましょう。

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 ヒロインのアヌシュカ・シャルマも超キュートで魅力的。表情が生き生きしていて、スタイルが良くて、服装のセンスも抜群(これはスタイリストがすご腕か)。TV局の報道キャスターの役にぴったりです。前向きに生きる強さと恋愛感情に揺れる弱さをあわせ持つ人間味は、宇宙人PKとの対比で際立っていました。これからは彼女が出演しているというだけで、映画館へ足を運びそうです。

Photo
 ところでPKなんですが、酔っ払いという意味があるんですか? 字幕で何度もルビで「酔っ払い」と出ていました。へぇ、そうなのか、という感じ。スピルバーグ監督の「ET」を意識したタイトルでもあるのでしょうね。あれに比べると、ずっとずっと人間らしい宇宙人でした。見た目はそのまま人間ですから。しかも最後には人間以上に人間らしい愛に目覚める。ホント、泣かせてくれますわ。
 もしかして、観てないのに読んでしまったという方はいらっしゃらないでしょうね。責任は持ちませんから。 

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