ノーベル賞晩餐会のお酒
日本人がノーベル賞を受賞すると、ストックホルムでの晩餐会で振る舞われるお酒がコレです。1751年(宝暦元年)創業、神戸酒心館の『福寿』純米吟醸。フレッシュな果物の香りと芳醇な米の旨みが融合した、スッキリさわやかでしかも豊かな味わい。和食だけでなくフレンチやイタリアンなどいろんな料理によく合う灘の銘酒で、海外の品評会でも高く評価されています。
今年は大隅良典さんが医学生理学賞を受賞。受賞理由は、「飢餓状態に陥った細胞が自らのタンパク質を食べて栄養源にする自食作用[オートファジー]の仕組みを解明した」ことだそうですが、まったくわかりません。悪性腫瘍の治療法など難病に苦しむ人たちを助けられる可能性があるそうなので、人類にとってとても役立つのは確かでしょう。どんな原理なのかは理解できなくても、日本人としてとても誇りに思います。お祝いしなきゃいけませんね。
で、神戸酒心館まで買いに行ってきました。ノーベル賞の晩餐会で日本酒が振る舞われる、という話は耳にした記憶がありますが、どの銘柄かは知らなかった。今年は『福寿』という名前と印象的なブルーのボトルがTVや新聞でよく紹介されました。あらそうなんだ、ご近所だし買いに行かなきゃ!お祝いしなきゃ!(まぁ飲みたいだけだけど) ほかで買えない限定酒となると、よけい欲しくなる。酒蔵は同じ考えの人々ですごくにぎわっておりました。
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