寒い!キレイ!冬の星空
冬は空気が澄んで星がいっぱい見える。まわりに明かりがない奈川では、晴れていたら素晴らしい星空です。でも氷点下○○度になるので温かい服装が必要。ご覧いただいているのが南の空。画面右下、葉の落ちたカラマツの枝越しにオリオン座が透けて見えるでしょ。縦に連なった三ツ星がオリオンのベルトに当たるところです。その右がリゲルで左がベテルギウス。今はスマホを向けるだけで星座がわかるアプリがあるので便利です。
オリオンの三ツ星を延長したず~っと上で、薄ぼんやり光っているのがプレアデス星団。和名は「すばる」。プレアデスはティタン族のアトラスと海のニンフであるプレイオネとの間に生まれた七人姉妹のこと。これを調べていると、メトロポリタン美術館はテリュー・ヴェッダーが「プレアデス」を描いたこんな絵を所蔵していることもわかりました。確かに七人いる。でも、すばるは六ツ星だよね、とおっしゃるあなたはかなりの物知り。車のSUBARUのエンブレムも六ツ星です。実は七ツのうち光の弱い星が一つあるので六ツに見える、とのこと。
せっかくなので北の空もご覧いただきましょうか。さっきのアプリによるとカシオペア座が見えているらしい。しかしながら樹々と重なりすぎでよくわからない。ま、こんなこともあるでしょう。テラスに出て夜空を眺めていると、だんだん星が増えてくる。いや星が増えるのではなく、目が慣れてくるといっぱい見えてくるということ。ほんとうに星の数ほどあるんだなぁ、と感動の美しさです。
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