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2016年11月11日 (金)

木を伐ってもらいました

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 家の周りの大きくなりすぎたカラマツや、屋根に向かって曲がってきた白樺を、森林組合で働く友人に伐ってもらう。高さ25m以上ともなると、チェーンソーを持っていても自分では伐れない。家に倒れ掛かってもダメだし、電線や電話線、インターネット用の光回線を切っても困る。他の木の枝に引っかかって地面まで倒れないのが最悪だ。ピタッと思う方向に伐り倒すには、専門の道具と技術と経験が必要です。

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 倒す方向を決めたら、まず4~5mぐらいの高さにワイヤーをかける。木に登るためのハシゴも、なるほど!と思うプロ仕様。そのワイヤーを角度をつけて2本の木にからませ、その先端に専用の引っ張る機械をセットする。そして助手が梃子の原理で倒したい方向にグイグイ引っ張る。しかも倒れる直前に逃げないと、下敷きになって大けがをすることもある。大事な役割だ。

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 もちろん伐り方にも技術がある。前から、斜め上から、後ろから、3段階に分けて伐っていく。これでほぼ倒れる方向は決まる。ただし木が立ち並ぶ林の中。正確に位置を決めるためには、補助のワイヤーが必需品だ。そして自分の重みで倒れる力とワイヤーで引っ張る力で、「あの木とあの木の間に」と言ったとおりに狭いスキマに寸分の狂いなく倒す。大きな木がドーーンと地響きを立てて倒れる。お見事!さすがプロの技。

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    それから枝を落とし、玉に伐り、乾燥させるために積んでいく。(これは薪ストーブの燃料にするためです) 伐ったばかりの生木はとても重い。片づける作業だけでもかなりの重労働だ。でも敷地内の木を間伐して燃やすのはエコにつながるので、がんばって後片付けをする。人出があったので、一部は薪割りまで済ませました。

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 日本の森林は急斜面が多いので、大型の機械や車両が入れない。だから伐採も運び出しも効率化が難しく、日本の林業は外国材に比べて価格競争力が劣ってしまうという。植林したものの間伐の費用も出ないので、ほったらかしにされた森をよく見かける。これではどの木も大きく育たないので、ますます採算が取れない。しかも日当たりが悪く下草も生えない劣悪な環境になるため、多様な動植物も育たなくなる。自然災害にも弱くなる。
 健康な森を守るために何ができるか。もっと真剣に考えたいと思います。

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