映画「この世界の片隅に」とクラウドファウンディング
今年も後一ヶ月ちょっとでお終い!街にはクリスマスの灯りが溢れ、道行く人も心なしかセカセカ・・・そんな中、年がら年中セカセカのけいママは、昨日映画館に駆け込みました。
Facebookで繋がっている方が「絶対観るべし!」と断言しておられた映画「この世界の片隅に」を、絶対観ておくべし!と直感したためです。
原作がこうの史代さんによる有名なアニメであることも、すでにテレビドラマ化されていることも知らなかったのですが、アニメをそのままアニメとして映画化。それはきっと簡単なようで、大変なこと。関係者の作品に対する深い情熱と、闘志がなければ成しえなかったことでしょう。ただ映画は淡々と進んで行くんですよね。「昭和20年、広島・呉、わたしはここで生きている」というサブタイトルがすでに多くのことを示唆していると思うんですが。
主人公すずの愛らしさ、彼女の日常。いつの時代も食卓を囲んで家族が集い、たとえドンと心に重い傷をそれぞれが抱えていたとしても、時は容赦なく過ぎてゆき、そしてその容赦ないことにまた救われる。
いや、本当に素晴らしい映画でした!きっと観客者全員・・・エンディングに入ってからも、誰一人席を立たなかったばかりか、館内が明るくなった後もじっと座り込んでいる方が何人もいたのですよ。そんな映画って、やっぱり珍しいんじゃないかな?
と、エンディングと言えば、最後でクラウドファウンディングに参加した方々のお名前がずらずらっと流れて紹介されました。「そうか、クラウドファウンディングか・・・この映画もそうだったんだ」と、これまた初めて知りました。
実は最近初めて私、映画制作のクラウドファウンディングにちょこっと、ポチッと参加をしたんですよね。その時点ではまだ目標が達成されていなかったんですが、そのうち「やりました!」ってお知らせが来て、ただいまその映画は制作段階に入りました。達成率100パーセントをクリアしたわけです。そのうち映画鑑賞のチケットも送られてくるわけです。そうか・・・クラウドファウンディングとやら、なかなかの仕組みですね。
主人公すずちゃんが生きた時代、誰がこんな世の中を予測したでしょうか?日々めまぐるしく変化していく世界。一体誰が変化させているんだろ?と不思議に思いながらも、人はそれぞれ懸命に、与えられた、いえ、自分が選んだ場所で幸せになりたいと生きていくんですね。
そうそう私がクラウドファウンディングに参加した映画、まだ仮ではありますがこんなタイトルです。「ほたるの川のまもりびと」これまた、素晴らしい映画になるはず!なりますよ、きっと。
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コメント
けいママさん、こんにちは。
投稿されるのを今か今かと楽しみにしていていました。私も明日、友達と2人で映画館に駆け込みます!!セカセカと(笑)
投稿: フローレン | 2016年11月30日 (水) 09時03分
ぜひ、ぜひ、駆け込んでくださいね!
投稿: けいママ→フローレンさんへ | 2016年11月30日 (水) 23時46分