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2016年7月16日 (土)

このダリ展、中身が濃いです

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 京都市美術館で開催されているダリ展。予想以上に中身が充実していて、よかったです。フィゲラスのダリ劇場美術館を運営するガラ=サルバドール・ダリ財団とマドリードのソフィア王妃芸術センター、そして米国のセント・ピーターズバーグにあるサルバドール・ダリ美術館の共同プロジェクトだそうだ。おかげで20世紀を代表するアーティストの一人であるダリの作品約200点を観ることができる。

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 幻想や無意識の不条理をテーマにするシュールレアリスム。理性による認識や世の中の常識を揺るがすことによって、新しいおもしろさや美を発見するムーブメント、と言えるでしょうか? 日本語では超現実主義と呼ばれる。ダリはその代表的なアーティスト、という評価が定着していますが、そんな枠を超越していると思う。ピンとはねた口髭、ギョロリと見開いた眼。一目でダリとわかる存在そのものがアートです。この展覧会のロゴも、彼の髭をモチーフにしている。

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 今回の展覧会、「奇想全開」をサブタイトルにしているが、まさにけったいなモノやヘンな取り合わせのオンパレードだ。それぞれのイメージのディテールがお互いに影響を与え合って、まったく別の世界を産み出す。あるいは鑑賞者の深い記憶の底から、甘い、苦い、楽しい、哀しい、欲望や本能を引きずり出す。ダリの作品を観ることは、ダリという名のユニークなゲームに参加することではないでしょうか。

ダリ展
2016年7月1日(金)~9月4日(日)
京都市美術館

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