« 現代アボリジニのアート | トップページ | サラ・ムーンの現在 »

2016年7月 7日 (木)

ポール・スミスの世界を覗く

Photo_4
 ポール・スミスが「私のすべてをお見せしましょう」と言っているような展覧会が、ヨーロッパを巡回したあと京都に来ています。会場はすごくにぎわっていて、しかもみんな楽しげだ。静かに鑑賞するよくある展覧会とは一線を画す、とてもおもしろい構成になっているのは、さすがポール・スミス。少年の心を持った気さくな仕事人の世界へ、どうぞ。

Photo
 広い壁一面に展示された膨大な写真や切り抜き。彼には自分が気に入った写真やモノを集める癖が、小さいころからあったようだ。飛行機やロボット、風景やファッション・・・一見雑多に見えるさまざまなイメージを集めまくって、すべて今も置いているのがすごい。日本ではやりの断捨離なんてセコセコしたことは言わない。たぶん整理もしていないと思う。

Photo_3
 ロンドンのオフィスが再現されているが、棚にもデスクにも椅子の上にもあらゆるモノがうずたかく積み上げられ、おもちゃ箱の中に入ったよう。自転車まである。それらが何かの拍子にインスピレーションの源になったり、組み合わさって新しいアイデアを生み出したり。クリエイターの頭の中は常識人には理解できない化学反応を起こしているに違いない。

Photo_2
 ポール・スミスは有名なファッションデザイナーだが、その興味の対象はファッションだけにとどまらない。異業種のメーカーとコラボしたり映像作品を作ったり、そのユニークかつ豊かなイメージは私たちを魅了してやみません。このブランドが好きな人もそうでない人も、きっと楽しくハッピーになれる展覧会だと思いますよ。

ポール・スミス展
HELLO
MY NAME IS PAUL SMITH

京都国立近代美術館
2016年6月4日(土)~7月18日(月・祝)

|

« 現代アボリジニのアート | トップページ | サラ・ムーンの現在 »

展覧会情報[2016]」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ポール・スミスの世界を覗く:

« 現代アボリジニのアート | トップページ | サラ・ムーンの現在 »