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2016年5月 4日 (水)

歩くイタリア

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 一昨年の秋に比べて、観光地ですごく目についたのがトレッキング姿の人の数。チンクエテッレでもマテーラでも、リュックを背負って歩くカップルやグループがとても多い。気候がいい時季ということもあるだろう。ドイツ人やフランス人、アメリカ人など外国からの旅行者も多いはずだ。しかし、フィレンツェの街中でもジョギングする人がずいぶん増えていることを考えると、イタリアでもあきらかに健康志向が強まっている。

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 もともと食べ物に関しては、有機栽培や地元産にこだわるビオの先進地だ。なにせスローフード運動のおひざ元ですから。でも体を動かすことに関してはアメリカ人ほど積極的とは思わなかった。ただし自転車については40年前からすごかったですが。
 チンクエテッレでは、海沿いにも山の稜線にも何本ものトレッキングルートが整備され、それぞれの間の距離と所要時間を描いた説明版も各所に設置されている。短いところは30分、長いところは11時間半。それらを自由に組み合わせて好きなところを歩けばいい。どこを歩いても世界遺産の絶景だ。

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 マテーラなら洞窟住居の旧市街から、谷を隔てた向かいの広大な台地一帯がトレッキングの好適地だ。こちらも同じく昔海底だったところが隆起してしてできた石灰岩の独特な地形。こんなところを歩けば、さぞ気持ちいいだろう。
 奥の方にはキャンピングカーも停まっている。ヨーロッパの人たちはこんな自由な旅が好きなんだろうな。うらやましい限りです。

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 イタリアと言えば登山用のブーツの老舗メーカーが多い国。あのビブラムソールもイタリア製です。北部のアルプスだけじゃなく長靴型の半島を背骨のように貫くアペニン山脈も、けっこう標高が高い。イタリアは山岳国なのです。トスカーナ州にも高い山やスキー場がある。次回はトレッキングを楽しむ用意をしてきて、1週間ほどイタリアの自然を感じるのもいいかなぁ、と思いました。

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