野麦峠まつりも無事終了
お天気にも恵まれ、野麦峠まつりも大盛況のうちに終了しました。地元の松本市奈川と高山市高根の小中学生が、工女さんの衣装を着て信州側と飛騨側から野麦峠の古道を登り、上の峠に集合する。信州側からは夏の衣装、飛騨側からは冬の衣装をそれぞれ着て往時をしのぶ。簡単に言えばこんなお祭りで、今年が第34回だという。
峠のお祭り会場では、特産のソバや山菜おこわ、サバとウドの味噌汁やキビ大福などを販売するテントが並ぶ。地酒メーカーの試飲ブースもある。はやりのゆるキャラも来ている。まだ歴史の浅いイベントなので、子供からお年寄りまで楽しめるさまざまな工夫がされていて、地元の力の入れ具合が伝わってきて好感を持てる。
松本市の和太鼓グループの迫力ある演奏や、工女の孫だという語り部のおじいさんの興味深い話もあって、けっこう盛りだくさん。乗鞍岳を望む野麦峠を舞台に開催されるこのお祭り。外国人の姿も目立ちました。聞けば松本大学には海外からの留学生がたくさん来ていて、そんな彼らがとても興味をもって参加したそうです。SNSでどんどん情報を発信してくれると、奈川もインターナショナルになるかな?
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