藤のフィレンツェへ
桜満開の神戸から、藤が美しいフィレンツェへ。ちょうど着いた日から気温が上がり、まるで初夏の陽気です。
この時期トスカーナではいろんな花が一斉に花開き、とても華やかになる。なかでも色美しいのが藤の花。こちらでは藤棚にはしないようで、ツル状に枝葉を伸ばす習性そのまに、柱や屋根などそこら中に絡みついている。
とくにアルノ川の右岸には見るべき樹が多い。日本では藤は桜より一か月ぐらい遅いと思いますが、イタリアではそれらの花がいっせい咲きます。色カタチとも、目立っているのが藤。とても豪華な感じがします。もともとイタリアにはなかった花なのでしょう、たぶん野生の藤ではなくあでやかな園芸品種が植えられている。歌舞伎のワンシーンを思い出す華やかさです。
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