岩合光昭、世界ネコ歩き写真展
「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る」と語る、岩合光昭さんの写真展。そごう神戸店の9階・催し会場は、いまネコ好きの人々の熱気で沸き立っています。古くから人間のそばで暮らしながら、人間になついたそぶりを見せず、誇り高い孤高のポジションを保ち続けるネコ。それゆえに絶対の愛を捧げる人と、忌み嫌う人との溝は深い。
私は好きでも嫌いでもなくきわめてニュートラルなスタンスでいるのだが、どうも理解されないようだ。「ネコはお好きですか?」と聞かれることがあって、そうでもないと答えると「じゃあイヌ派ですね」と決めつけられる。早く話題を変えたくて、「いや、カンガルー派です」と相手を煙に巻くようにしている。まぁ謎めいた瞳が魅力的なことは、素直に認めますが。
そんな第三の道を行く私から見ても、岩合光昭さんが撮影したネコたちはとてもかわいい。そしてそのしぐさはとても興味深い。パリ、プロヴァンス、ベルギー、ノルウェー、クロアチア、シチリア、エーゲ海の島、ブルガリア、モロッコ、ハワイ、キーウエスト、ウルグアイ、台湾、沖縄・・・世界を舞台に繰り広げられるネコのライフスタイル。イヌ派の方もぜひご覧ください。
写真展
岩合光昭の世界ネコ歩き
3月30日(水)~4月4日(月)
そごう神戸店 本館9階
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