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2016年2月23日 (火)

火星ひとりぼっち

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 マット・デイモン主演の宇宙サバイバルSF映画『オデッセイ』。原題は『The Martian』、火星人です。火星探査のメンバーの一人が、事故のためたった一人で取り残される。みんなは彼が死んだと思っていたが、じつは生きている。そして知恵を絞ってサバイバルして助けを待っている。Photo_5
 まぁ予告編を見た段階で、おおよそのストーリーがわかってしまうから、観てもブログには書かないだろうと思っていた。でもやはり火星の風景映像のすばらしさ(行ったこともないのに良さがわかるのか!)、きちんと科学に裏付けられたストーリーのディテール(科学のことは知らない文系のくせに!) を見せられると、書かないわけにはいかない。ちょっと中国を良く描きすぎているのが気に食わないが。ハリウッドが中国市場を重視しているのだろう。これも近未来の姿?かもしれないね。
 

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 火星の砂漠地帯はヨルダンで撮影されたようだ。もちろん遠景の高い山などはCGでしょうが、赤っぽい土の色が、とても火星っぽくていい。そして月とは違って遠いから、すぐに救出に向かっても数年かかる。だから生き延びるためには、水、空気、電気,そして食料がいる。基地に残されている物資は、それまでもたない。ではどうするか? 彼は知識をフル動員してそれらを作り出す。なんと!ジャガイモまで育てるのです。家庭菜園ならぬ火星菜園。Photo_3 通信手段も必要だから工夫する。この映画はシチュエーションを火星にして、くじけない気力、あきらめない心、前へ進む努力、決断する勇気などなど、アメリカ人の美徳が描かれたヒーローもの。
 監督は『ブレードランナー』や『エイリアン』のリドリー・スコット。さすがうまく作っている。最近こんなリアルなSFの名画が増えているが、この映画の位置づけは『ゼログラヴィティ』より未来で『インターステラ』よりも現代に近い、そんな感じです。そう考えると、火星へのパック旅行も夢ではないようですね。しかし往復するのに何年もかかる旅行なんて、どうなんでしょうか。

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