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2016年2月19日 (金)

六甲の森を守る

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 六甲山のハイキングコースを歩いていると、「森の世話人」と書かれた看板を見ることがある。我が家からまっすぐケーブル山上駅に向かって登る油こぶしコースでも、いろんな企業や市民団体が世話をする区画に森の世話人の立て看板がある。ササ刈りや植樹、ドングリ集めやツル切りなど、森を活性化する作業です。Photo_4 山林は自然のままにおいておくと荒れ果てる。人間が的確に手を入れることによって、生命力あふれた美しい自然が保たれる。
 でも正反対の意見もある。人間が手を加えず、荒れ果てるのならばそれもよし。自然のサイクルではそんな見え方の時もあり、人間の基準で美しい自然だとか豊かな植生だとか言うのは、思い上がりも甚だしい。自然は人知を超えた大きな流れの中で営まれているのだ。と、まぁ厳密に考える方もいらっしゃる。その意見もよくわかります。わかるのですが、結局自分が見て聞いて感じて理解するしかないのだから、私は美しいほうがいいです。

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 この「森の世話人」の仕組み、運営しているのは国土交通省 近畿地方整備局 六甲砂防事務所。六甲山に無数のコンクリートの塊・砂防ダムを作り続けているところです。では森を守る取り組みは、せめてもの罪滅ぼし? お役所はそんなことを考える思想は持っていません。「六甲山地の斜面を樹林帯として守り育て、防災機能の強化をはかる」、というのが大義名分です。昭和13年の阪神大水害で、六甲山もふもとの三宮や神戸の街も大変な被害を受けた。(親からも聞いた話) そんな災害から街と住民を守るために、ダムも作るし植樹もする。アレ、聞いてみれば首尾一貫している、ような気がする(かな?) 

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 いまの時点ではいいことをやっていると思う「六甲グリーンベルト整備事業」。参加している企業や団体を紹介しておきます。アシックス、神戸製鋼所、住友ゴム、UCC上島珈琲、ネスレジャパン、ダイワハウスなどの企業。それにブナを植える会、カナディアン・アカデミー、パブティストなどの学校や団体。COOPさんや関西スーパーなども関わっているようです。多くの人たちの努力で守られている自然環境。たくさんの人たちが参加できるこんな仕組みはいいと思います。

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