もう春? ツツジもアセビも
この前「穏やかすぎる?お正月」というタイトルでブログを書きました。六甲山ではヤブツバキは11月から咲いていたし、ふもとのミモザも満開だ。どうなっているんだろ。という話でした。そして今回はツツジがもう咲いていた、という話題。 春のような陽気が続いていたが、急に冬の気温に下がったので、咲いてしまったけれど寒さに縮こまっている花。せっかく真っ先に気づいて開花したもののまわりはだれも追随してくれず、そんな「しまった!先走って失敗した!」感を漂わせて、ちょっとかわいそう。だって山道の日陰には雪が残っているのだから。
そして六甲を代表する春の花、アセビ(馬酔木)。これもすでに満開になっている木がある。おい、おい、寒さが本格化するのはこれからだぞ!と注意してやりたい。ま、まだ咲いているのはこの木だけなので、これもまた先走り組か。フライイングで失格!と言い出せないほど堂々とした見事な咲きっぷりです。
ここまで季節感がずれ始めると、すこし薄気味悪い。もうヒマワリが咲いたってこのブログでは書きません。書いていても全然楽しくないから。やはり昔ながらの季節の巡りが望ましいなと思います。その地域の固有の生態系と文化は、その土地の気候が根底にある。そしてさまざまな地域にさまざまな生物が棲息し文化が育つ多様性が、世界を楽しく幸せにしていると思います。
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