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2016年1月

2016年1月28日 (木)

雪中イタリアン詣で

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 一度このブログでも書いたことがある絶品イタリアンのお店「バーゼ」さん。つづりは base 、イタリア語で基礎の意味。英語のベースと同じです。いい季節の素材を厳選して、その持ち味を活かして、少数のお客さんのために心を込めておいしさを創造する。そんな料理店の基本を大切にする、というのがネーミングの意図でしょう。そして聞いてはいませんがもう一つの意味が込められていると思います。バーゼさんのある場所は、長野県木曽郡木祖村。基礎にこの木祖も掛けてbase、いいネーミングでしょ。

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 予約をしていたので大雪にもかかわらず、峠越えでランチを食べに行きました。峠の登りで一回でも止まったらアウト、というヒヤヒヤの状況。長野県道26号 奈川木祖線をわき道に入り、ほんとうにこんなところにレストランがあるの?という辺鄙な場所。だから地元の人もあまり知らない。ところがこのお店、昨年の秋のはじめにTV番組で紹介されたのです。パティシエの辻口博啓さんと元オリンピック水泳選手の萩原智子さんが訪れて、料理を食べていました。共にボローニャで修業した若い夫婦が営むちっちゃいお店。でも味は絶品。連れて行ったお客さんはみんな大感動!大満足! サイコーの味と場所・店構えとのギャップ。これも大きいのでしょう。

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 清水牧場のチーズを使った料理や手打ちのパスタは信じられないほど素晴らしい。そして自家製のフォカッチャやデザートも、これまた毎回感動モノです。そしてお勘定をするときに、必ずパンや焼き菓子を勝って帰る。予約をせずにいきなり行って満席でことわられた時は、パンを買って帰ります。もうそれだけでもここへ来る価値はあると思っています。奈川とは峠をはさんで隣の村です。最近の若い人たちは、都会で店を開くよりもむしろ田舎を拠点にするケースが増えてきた。料理もそうだが、家具作りやクラフト作家などかっこいい職種の人たちが特にそうです。そして客のほうが時間をかけてでもやって来てくれる。日本の大都市集中も変わりつつあるのでしょうか。

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2016年1月24日 (日)

今シーズンの初スキー

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 ツツジが咲いた、などとのんきに書いているうちに急に寒くなりましたね。信州奈川では昼間でもマイナス10℃というありさま。雪が少なくスキー場開きが予定よりだいぶん遅れた野麦峠スキー場。3日続いた雪で、やっと滑走エリアが広がりました。それでもまだ禁止エリアがあります。そんなわけもあって今シーズンの初スキーは、ずいぶん遅くなりました。

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 奈川小・中学校スキー学習に出くわしました。小・中合わせても30人ぐらいか、それぞれ先生とインストラクターが6人ずつついて、5人ぐらいのグループでレッスンをしていた。かなり細かく丁寧な教え方です。規模が小さいからこそ可能になるのでしょう。朝から観光バスでスキー場まで来て、3時すぎに修了式をしていました。聞けば毎年シーズンに3日、このスキー学習があるそうだ。もちろん学校活動以外に子供たちはしょっちゅう滑りに来ている。そりゃ上手になるでしょう。

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 振り返ってわが身を考えれば、スキー技術は小学生以下。キャリア40数年だけれど、滑った日数はきっとここの小学生に負けている。しかも身体が柔軟で物覚えも良い時期につめて練習するのだから、子供相手だからといっても勝てると思うほうがおかしい。とまぁ自らを慰めるしかない初スキーでした。

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2016年1月20日 (水)

もう春? ツツジもアセビも

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 この前「穏やかすぎる?お正月」というタイトルでブログを書きました。六甲山ではヤブツバキは11月から咲いていたし、ふもとのミモザも満開だ。どうなっているんだろ。という話でした。そして今回はツツジがもう咲いていた、という話題。
Photo_2 春のような陽気が続いていたが、急に冬の気温に下がったので、咲いてしまったけれど寒さに縮こまっている花。せっかく真っ先に気づいて開花したもののまわりはだれも追随してくれず、そんな「しまった!先走って失敗した!」感を漂わせて、ちょっとかわいそう。だって山道の日陰には雪が残っているのだから。

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 そして六甲を代表する春の花、アセビ(馬酔木)。これもすでに満開になっている木がある。おい、おい、寒さが本格化するのはこれからだぞ!と注意してやりたい。ま、まだ咲いているのはこの木だけなので、これもまた先走り組か。フライイングで失格!と言い出せないほど堂々とした見事な咲きっぷりです。Photo
 ここまで季節感がずれ始めると、すこし薄気味悪い。もうヒマワリが咲いたってこのブログでは書きません。書いていても全然楽しくないから。やはり昔ながらの季節の巡りが望ましいなと思います。その地域の固有の生態系と文化は、その土地の気候が根底にある。そしてさまざまな地域にさまざまな生物が棲息し文化が育つ多様性が、世界を楽しく幸せにしていると思います。

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2016年1月16日 (土)

次は八幡さまにお参りです

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 年が改まって急に信心深くなったわけではありません。お寺の次はお宮さんですから、そう思われても仕方ないのですが。日本人のおおらかさと言うか、いい加減さと言うか。メリークリスマスの舌の根も乾かぬうちに、初詣でだの初参りだのと忙しい。そしてどの局面でもそれなりに一生懸命にお願いする。祈る、というより願う。現実的で功利的なこの心象は、信仰とは別物かもしれない。一神教の人たちにはいくら説明しても理解してもらえまい。世界の常識から見たらかなり異常な精神性かもしれないが、この寛容さは世界の平和のためにとても大切だと思う。違う考え、別の宗教・・・すべてを認め、気に入れば自分のものとして取り入れる。他者の存在を排除するのではなく、共存を志向する意識がきっと強いのでしょう。

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 お正月でもなく、祭礼の日でもなく、思い立ってなんでもない日に行きました。去年のお札やお守りを返し、今年の分を買って、厄除けと安全・健康をお願いする。それだけなのですが、社務所に人がいない。何組もの人たちが大声で呼びかけるも返事がない。私たちは「留守のようなので、もう帰ろうか」、と駐車場に向かっていました。あきらめが早い。ところが本殿の裏から祈祷所のまわりまで、熱心に探す人がいて、その方が神主さん(?)を連れてきた。こんな日なのにすぐに行列ができて、みんなお札を買い求める。神主さんは恐縮しておられましたが、まったく商売っ気がない。参るほうもいい加減なら、神社側もおおらか。ご利益があるのかないのか、または信じてないのか。世界は激動していますが、日本は今年もぬるま湯につかっていられるのでしょうか。

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2016年1月12日 (火)

摩耶山天上寺にお参りです

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 摩耶山の上にある摩耶山天上寺。山岳修験の根本道場として、摩耶修験の総本山とされてきた。またお釈迦さまの生母「摩耶夫人」を祀ったお寺でもある。大化2年(646年)にインドの高僧・法道仙人が開創して以来の長い歴史があります。しかし、残念ながら昭和51年(1975年)1月30日の火災で、山上の伽藍は焼失しました。本堂、摩耶夫人堂、護摩堂、阿弥陀堂、多宝塔、三権現社、鐘楼などなど。いまは約700m北のさらに標高の高い場所に再建されている。そんなわけで風雪に耐えてきた建物は真新しくなりました。でもロープウェイ山上駅やドライブウェイに近くなり、「長い長い階段を上がらなくてもよくなった」と喜んでいるお年寄りも多い。

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 仏母摩耶夫人は女性の守護を誓いとし、とりわけ安産を守る女身仏とされている。弘法大師が唐から摩耶夫人像を持ち帰ってこの寺に納め、日本で唯一の摩耶夫人堂を建立された。そしてこの山を「仏母摩耶山」と名付けられたことにより、いまの私たちも摩耶山と呼んでいる。へぇ!の話でしょ。それ以来、仏母のみ寺、女人のみ寺、女人高野などと崇められてきた。安産腹帯発祥の霊場でもあるそうだ。だから1,200年もの長きにわたり、女性の信仰を集めてきたのです。

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 この横を六甲全山縦走路が通っているので天上寺はよく見ていたが、初めてのお参り。(とはいえ長峰山と摩耶山のハイキングの途中に寄ったので、ちょっとバチあたり?) 色鮮やかな愛染明王像など、密教美術的な仏像が多数。摩耶夫人堂のそばに仏足石なるものもある。とくに足腰の病に霊験あらたかと説明があったので、これ幸いと礼拝石にひざまずいて頭面礼足してまいりました。こういうのは信仰心というより困った時だけの都合のいいお願い。お釈迦さまにもあきれられそうです。それはそうと、お釈迦さまって足が大きかったのかな。いや、これもバチあたり。

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2016年1月 8日 (金)

神戸のシェアサイクル

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 数年前にこのブログでバルセロナのシェアサイクルについて書いたことがありました。(いや、書かなかったかな?) 会員になったら安い料金で自転車をレンタルできる、のは当たり前ですが、街のあちこちにある自転車置き場(基地のようなもの)から乗って、行きたいところまで走ってそこの最寄りの自転車置き場に乗り捨てられる。必要な時に必要なところだけ使う。そして借りた元の場所まで返しに戻らなくてもいい。なかなかいいシステムだけど、神戸は坂が多いので難しいよね、と思ったものです。ところが最近、このシステムを見かけたのです。ちゃんと電動アシスト付き自転車で。しかも神戸らしく阪神タイガースの広告入り。

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 その名も「コベリン kobelin」。PCやスマホで会員になってIDとパスワードを入手。すると1日なら500円で利用できる。もっと短い時間なら、最初の60分が100円でその後30分ごとに100円を加算するという方法も選べる。乗ったり返却したりする基地=ポートが、新神戸駅をはじめ三ノ宮駅や元町駅、ハーバーランドや北野、メリケンパークや兵庫県立美術館などに計10ヵ所あるそうだ。だから観光客はもちろん、神戸市民も通学や買い物に気軽にちょい使いできそうです。

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 キーを外したりロックしたりなど利用するには、スマホをかざしたり扱いやすそうな大きなテンキーで入力したりととても簡単。バルセロナに比べて台数はまだ少なめですが、このシステムうまく育ってほしいものです。そしてすでに始まっているシステムなので、今ごろ言うのもなになんですが、もうちょっとデザイン頑張って欲しかった。ユニセフのデザイン都市宣言をしているのだから、貧しいデザインを見ると悲しくなります。神戸はいつまでもオシャレな街であって欲しい、と願っています。

神戸コミュニティサイクル
こうべリンクル“コベリン”

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2016年1月 4日 (月)

穏やかすぎる?お正月

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 あまりにも暖かく、あまりにも穏やかな、冬をパスして春になったかのようなお正月です。六甲山から三宮方面を眺めても、春霞の向こうに高層ビル群がぼーっと見えるか見えないかの状態。気温が高いだけじゃなく風もないからでしょうね。全国のスキー場は雪不足に困り、冬物衣料も売れない。冬は冬らしく寒いほうがいいのかもしれません。

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 登ってくる途中、ふもとの老人施設の前にはミモザが満開に! これはいくらなんでも早すぎるんじゃないの。そういえば六甲山では11月からヤブツバキが咲いている。今年は紅葉が遅いね、と言っていたころからです。 そのヤブツバキ、今もいっぱい咲き続けていて、落花もだいぶん時間がたったのでしょう、朽ちかけて茶色くなっている。11月末からサクラが咲いているのも方々で見ました。一本や二本なら狂い咲きということになるのでしょうが、こんなに多くの木で、しかもいろんな種類の木が花をつけるのは珍しい。

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 これら本来なら春に咲く花は、このあと延々と咲き続けるのでしょうか? 花を咲かせるにはかなりのエネルギーがいると思います。植物も気候の変調にまどわされて、かわいそうな気がする。「穏やかな、いいお正月で」と、あいさつをしながらなんか違和感を覚えています。地球の温暖化、エルニーニョ・・・いろいろな解説を耳にしますが、季節の移り変わりがグチャグチャになるのは悲しいこと。日本伝統の美意識を受け継いでいくためにも、できることから始めないといけないですよね。

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2016年1月 1日 (金)

さる年の初めに

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 新年おめでとうございます。今年は十二支の申。猿は人間にとても近い存在で、昔からおとぎ話やことわざにたくさん登場します。
 ところで、猿は英語でMONKEY、ここからKを抜くとMONEYになる。つまり、K(毛)のない猿は、お金。へぇー、そうなんだ! あなたはご存知でしたか? 私はまったく知らなかった。どんな年賀状にしようか、と考えていたときふと気づいたのです。だから、進化の過程で毛がなくなった私たち人間は、お金に悩ませられる宿命にある。良くも、悪くも。というのは考えすぎでしょうか。

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 文明社会を築くために人間が発明した道具のなかでも、MONEYは特に大きく貢献したモノのひとつです。安全で便利で快適な生活を支えてきた、陰の実力者といえるかもしれません。しかしIT技術の進歩とグローバル化の進展により、MONEYは陰から表に出てきて暴君のように振る舞うことも増えてきました。
 このMONKEY年の初めに、MONEYの悪い面を減らし良い面を伸ばす方策について考えるのもいいかと思いました。猿の知恵も使いよう。今年もよろしくお願い申し上げます。

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